116 票
著者 | ロザリンド・クラウス |
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出版社 | リブロポート |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784845708864 |
登録日 | 2001/11/20 |
リクエストNo. | 6596 |
リクエスト内容
著者は現代アメリカの代表的な美術史家・美術批評家であり、c・グリーンバーグのもとでモダニズムを学びながら、それを越えてポストモダニズムという思考の場を、早くから展開していた。この本はクラウスの主要な論文を含んでおり、特にモダニズムの文脈だけで語られていた作家をポストモダニズムというコンテクストで捉え直しながら、現代美術とは何かという問題を様々な角度から検証している。
投票コメント
全116件
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制作の為に必要だが、古書でも学生の身分では手を出しにくい程に値段が上がっており、尚且つ図書館でも限られたところにしか無く読むことができない。基礎的な文献のはずが限られた者のみが読むことの出来ないのはもったいない (2018/11/12)GOOD!1
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グリーンバーグ以降のアメリカ近現代美術史、美術批評について学ぶための基本的文献であり、ポストモダン以降の批評態度を考える上でも重要。しかし古書での流通価格が著しく高騰しており、学徒には敷居の高いものとなってしまっている。 (2013/11/27)GOOD!1
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大変興味のある著作です。GOOD!1
戦後アメリカの美術批評を知ろうとするときに、グリーンバーグやフリードなどと並んで、必ず名前の挙がるクラウスの著作を手に入れられないのは非常に残念です。
いつでも読めるよう復刊を希望します。 (2010/11/09) -
学術研究に用いるのでぜひ復刊してほしい。GOOD!1
著者はアメリカの美術批評界を代表する存在。
すでに本書は、美術のみならず、思想界でも古典的名著と呼ばれている。
にも関わらず日本では、版元倒産のため、長く「絶版」(「品切れ」ではない)の状態。
古本もほとんど出回っておらず、(これは別の復刊希望者も記していたが)「日本の古本屋」で検索すると、なんと1万5千円もする(筆者の知る限り、2年前からこのような状況)。
古本業界不況とはいえ、こうした「知」を「金銭」に還元するような状況は嘆かわしいばかり。
訳は以前のままでさしあたり問題ない。
復刊にさいしては、同版元からかつて出版されていた「名著」の復刻に熱心な平凡社に期待したい。 (2010/01/29) -
重要な著作。世界中で引用されている。なぜ買うことができないのかが疑問。GOOD!1
以下本書の紹介(紀伊国屋データベースより)
アメリカで最も尖鋭的な『オクトーバー』誌を主宰するロザリンド・クラウスの代表作、待望の完訳。
「シリアス・クリティシズムとはそのメソッドにある」と、歴史主義、実証主義に対する大胆な宣戦布告で始まる本書により美術批評家として完全に自立した立場を打ち立てたクラウスは、現在第一人者として時代の先端に立ち続ける。
1 モダニズムの神話(グリッド;ピカソの名において;ノー・モア・プレイ ほか)
2 ポストモダニズムへ向けて(指標論;ジャクソン・ポロックを読む、抽象的に;ルウィット・イン・プログレス ほか) (2006/12/28)
読後レビュー
NEWS
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2011/12/21
『オリジナリティと反復』が100票に到達しました。 -
2001/11/20
『オリジナリティと反復』(ロザリンド・クラウス)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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foufou