古今東西の密儀体系を探究する日本の魔術研究の第一人者が、秘教カバラーの奥義をわかりやすく解説する。実践魔法も懇切丁寧に指導。これであなたも魔術師になれる！

西洋魔術のすべてを知り尽くした筆者が、ルネサンス期に流行した物語スタイルという形で、実践魔法を懇切丁寧に教示する。
難解なユダヤ教神秘主義カバラーをわかりやすく解説し、読後には、自然に魔法を理解できるようにまとめた魔法入門書の決定版。

目次
第1章 イシスの密儀
第2章 闇と光の瞑想
第3章 カバラー十字儀
第4章 生命の木
第5章 YHVH -カバラーの神
第6章 願望の生命の木
第7章 視覚化体験
第8章 ペンタグラム
第9章 吊るし
第10章 中央の柱
第11章 龍の目覚め
第12章 龍と戦う
第13章 密儀へ
第14章 密儀 -円錐のアシュタルテ

・著者が１９８０年に文部省の在外研究員としてロンドン大学に留学し、女神崇拝系の密儀結社『イシス友邦団』でカバラー（カバラ）を学び、その指導を仰ぎながら修行を行っている。この本はその時の体験をもとにして書かれており、西洋魔術の修行について対話形式で解説するという形になっている。西洋の魔術とはどのようなものかを知るには絶好の一冊といって良い。