35 票
著者 | 蓮実重彦 |
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出版社 | 筑摩書房 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784062902717 9784062902748 9784480082121 9784480082138 |
登録日 | 2001/10/15 |
リクエストNo. | 6026 |
リクエスト内容
日本の批評、思想に決定的な切断をもたらした、柄谷行人と並ぶ、現代日本において最も重要な批評家である蓮実重彦の主著である本書は、フローベールの友人でもあるマクシム・デュカンが歴史における決定的な人物達とすれ違いながら、ついに自分自身は凡庸でしかない位置におらざるを得ないことについて語られた書であり、それはそのまま蓮実重彦本人の事でもある。
投票コメント
全35件
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投げたら人殺せそうな単行本持ってますけど、GOOD!1
重いので文庫買おうとしたら買いそびれたので。
必読である。
ハスミ先生があまりにも突出した恐ろしいほどの凡庸ぶりに、な
んと、つい、「かわいそうなマクシム!」なんてつぶやいてしま
う瞬間!に感動すべし。 (2005/04/25) -
この著者の本を、まだ「表層批評宣言」しか読んでいないのですが、読んでいて笑いが止まらない楽しい本でした。「凡庸な芸術家の肖像」は、あちこちで引用も目にしましたし、楽しませてくれるに違いないと思うので読ませてください。最近なんだか「~の終焉」みたいなのを悲しそう/辛そうに語るようなのをたまに見てしまうのですが、そういうのは読んでいてもあんまり楽しくありません。 (2004/09/16)GOOD!1
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文庫版の復刊希望!いつでも手に入るサ、と高を括っていたら、おやおや絶版?しかし「闘争のエチカ」といい、「フーコー・ドゥルーズ・デリダ」といい、日本の思想や文化のために、蓮実の著書が絶版や品切れ、重版未定になってていいの? (2003/07/04)GOOD!1
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戦後の日本文学および日本の批評において、柄谷行人と蓮実重彦は、確実に新たな切断をもたらした。それはフランスで言えば、フーコー、ドゥルーズ、デリダの登場に匹敵するもので、その蓮実の主著が読めない状況はおかしいと思う。 (2001/10/15)GOOD!1
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絶版はだめでしょう。復刊すべき! (2011/08/04)GOOD!0
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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凡庸な芸術家の肖像 上 マクシム・デュ・カン論 | 2,750円 | アマゾン |
凡庸な芸術家の肖像 下 マクシム・デュ・カン論 | 2,420円 | アマゾン |
NEWS
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2022/11/14
『凡庸な芸術家の肖像 上 マクシム・デュ・カン論』(蓮実重彦)の注文を開始しました。 -
2022/11/14
『凡庸な芸術家の肖像 下 マクシム・デュ・カン論』(蓮実重彦)の注文を開始しました。 -
2001/10/15
『凡庸な芸術家の肖像』(蓮実重彦)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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asai