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著者 | 量義治 |
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出版社 | 北樹出版 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784893840004 |
登録日 | 2013/01/10 |
リクエストNo. | 56919 |
リクエスト内容
【内容】
人間存在の根底が無であるということは、
人間にとって耐えがたい絶望的な事柄である。
しかしながら、哲学という学問の使命が
人間の自覚の深化の追求にあるとするならば、
たといその結果、どのような人間存在の真理が
まさに真理として開示されようとも、
それを直視しなければならない。
人間存在の究極的な真理は、人間存在はそれ自身としては
無にほかならない、ということなのである。
この無は人間存在の限界である。
哲学はこの無としての人間存在の限界を
開示するものでなければならない。
そのような意味で、哲学を限界学と称することができるであろう。
【目次】
第1章 意志の自由
第2章 歴史観の諸相
第3章 形而上学の復権
第4章 存在論の可能性
第5章 生きることの意味
付論 岩崎哲学の体系―真理論・存在論・実践論
投票コメント
全1件
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先鋭な問題意識。古書価格高騰、文庫化すべき。講談社学術文庫あたりで。 (2013/01/10)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2013/01/10
『限界学としての哲学』(量義治)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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