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著者 | 西部邁 |
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出版社 | 角川春樹事務所(ハルキ文庫) |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784894563629 |
登録日 | 2012/09/21 |
リクエストNo. | 56186 |
リクエスト内容
【内容】
《ここ十年来、私にとってのほとんど唯一の関心事は
徳の次元における平衡感覚ということであり、
その種の感覚が伝統のうちに保蔵されていると思えばこそ、
伝統を保守すべく、私は保守主義者を名のることにした。》(著者)
──世紀末の虚無的世相との闘いの中で、
三島由紀夫の二元性(政治と文学、知と行)を直視し、
保守思想の大いなる源流である
G・K・チェスタトンの言説に思いを馳せつつ、
ニヒリズムを超えて生きるための
真性の知を模索する本格的評論。
【目次】
「Ⅰ」
明晰さの欠如 三島由紀夫論
保守の情熱 G・K・チェスタトン論
「Ⅱ」
清浄な魂 田中美知太郎論
能動的ニヒリストの生涯 清水幾太郎論
「Ⅲ」
たった独りの戦死 吉野正弘論
声なき声の人 岸信介論
「Ⅳ」
『哲学談義とその逸脱』を読んで
「言葉の弓射る」精神の書 『福田恆存全集』刊行に寄せて
“発熱 ”くりかえす三島由紀夫論
他者のなかの神 吉本隆明と江藤淳
「Ⅴ」
言葉のピュエリリズム
言葉のメモリー
世代間の関係、それが時代である
幸福論の必要について
宗教心の物理学
「Ⅵ」
歴史を感受する力 福田和也・西部邁
解説 佐伯啓思
投票コメント
全1件
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ニヒリズムを超えるため。 (2012/09/21)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2012/09/21
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