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著者 | 小山進次郎 |
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出版社 | 全国社会福祉協議会 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784793507380 |
登録日 | 2008/08/14 |
リクエストNo. | 43273 |
リクエスト内容
立法当時に、立法担当者が書いたもの。その当時における生活保護法の立法の精神、立法趣旨、解釈と運用の標準を示しています。
投票コメント
全30件
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この法律を理念から理解し議論するには、必須、必読の本のはずですが、絶版のままです。GOOD!2
出版元: 全国社会福祉協議会法人は<社会福祉法人が取り組むべき…制度や市場原理では満たされないニーズへの対応>の推進をうたってありますが、ご自身はどうなのでしょうか? (2016/08/10) -
仕事で使いたいのですが、購入がままならない。GOOD!2
類書がない。
生活保護が関係する訴訟の数は確実に増えているところ、訴訟関係者が解釈論を展開する上で、まず最初に土台にしなければならない本であるにもかかわらず、絶版であるため、参照することができずに困っている。
近時、生活保護に関して記載している本も必ずこの本を引用しており、孫引きでは、引用の正確性が確保できず、裁判所に提出する書面の作成に支障が生じている。 (2016/07/19) -
生活保護法に携わる者にとって、欠かすことのできない文献であると同時に、こういったコンメンタール的な本には珍しく、立法担当者としての生き生きとした熱意がいろんなところにほとばしっていて、この本の魅力と生命力の源となっていると思われます。今もって(これは行政担当者からも)生活保護に関する「バイブル」としてリスペクトされているのも当然のことであり、復刻版もあっというまに品切に。この際、もっと質の高い装丁での復刊を希望します。 (2008/08/14)GOOD!2
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生活保護法に関する最重要で基本的な文献であるにもかかわらず、品切れ絶版状態が続き、研究者としては大変不便をしています。生活保護バッシングや引き下げがまかり通る今こそ、熟読と活用が求められていると思います。 (2013/04/12)GOOD!1
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社会保障制度の範囲の中で生きざるを得ない人がいる。GOOD!1
社会保障制度に頼らざるとも、自由に生き方を設計できる人もいる。
生活保護は、生き方を設計するための環境整備のために支給されるべきだ、とわたしは思う。
生活保護制度を起草した、厚生省福祉局保護課長の小山進次郎さんの考え方を学びたい。
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最低生活の保障と共に、自立の助長ということを目的の中に含めたのは、「人をして人たるに値する存在」たらしめるには単にその最低生活を維持させるというだけでは十分でない。
凡そ人はすべてその中に何等かの自主独立の意味において可能性を包蔵している。
この内容的可能性を発見し、これを助長育成し、而して、その人をしてその能力に相応しい状態において社会生活に適応させることこそ、真実の意味において生存権を保障する所以である。
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さまざまなものが自立の為に必要な手段を指し示しているような社会であらんことを。 (2012/09/22)
読後レビュー
NEWS
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2008/08/14
『生活保護法の解釈と運用改訂増補 復刻版』(小山進次郎)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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あみご