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著者 | ガー・アルペロビッツ (訳者 : 鈴木 俊彦) |
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出版社 | ほるぷ出版 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784593570324 9784593570331 |
登録日 | 2007/06/21 |
リクエストNo. | 38940 |
リクエスト内容
原爆投下が無用な犠牲を救うためだったという
アメリカのヒロシマ神話が嘘であることが、この本で理解できます。
当時の米陸海軍の高官たちは、異口同音に原爆使用が不必要だ
ったと述べています。たとえば:
アーネスト・J・キング米艦隊最高司令官:(原爆も日本本
土への上陸作戦も必要ないとして)なぜなら、じっくり待つつ
もりさえあれば、海上封鎖によっていずれ石油、米、薬品など
の必需品が不足し、日本人は窮乏して降伏せざるをなくなるか
らだ。[本書,p471]
カーティス・E・ルメイ陸軍航空軍少将:(B29の空襲に
より、日本にはすでにめぼしい爆撃目標がなくなりつつあり)
ロシアの参戦がなく、原爆がなくとも、戦争は二週間で終わっ
ていただろう。[本書 上巻,p485]
その他、同様な見解を漏らした米軍人として、ウィリアム・D・レイ
ヒ海軍大将・大統領首席補佐官、チェスター・ニミッツ提督、ウ
ィリアム・ハルゼー大将、ヘンリー・H・アーノルド陸軍航空軍
司令官、そしてあのダグラス・マッカーサー元帥など、現場にいた軍人は原爆は不必要だったと主張しています。
これら米軍高官たちの意見を無視して、トルーマン大統領は広島、長崎に原爆投下を命じた。その狙いは何だったのか?が本書にかかれています。
投票コメント
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読後レビュー
NEWS
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2007/06/21
『原爆投下決断の内幕 (上 、下巻)』(ガー・アルペロビッツ (訳者 : 鈴木 俊彦))の復刊リクエスト受付を開始しました。
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