| 著者 | E. クリス、 O.クルツ |
|---|---|
| 出版社 | ぺりかん社 |
| ジャンル | 専門書 |
| 登録日 | 2007/04/21 |
| リクエストNo. | 38408 |
芸術家の独創性なるものが問題になり始めたのは、ロマン主義以降で、それ以前の芸術家のイメージは魔法使いじみたものや、果ては詐欺師に近いものまで、まさしく百花繚乱といったところだろう。眉に皺を寄せ、苦悩の果てに芸術的な才能を開花させ、素晴らしい作品を創造するという、所謂、芸術的な天才は努力と勤勉という血と汗の賜物であるという、教員好みの芸術家像は遥か近代の産物であるという事を、教えてくれる。そうした多岐にわたる芸術家のイメージを中世から近代まで、地理的には中国、日本にまで幅広く渉猟して読者を飽きさせない。しかも、近代の芸術観の成立を知る上では欠かすことの出来ない基本文献である。
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2007/04/21
2007/04/21