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著者 | 中村義作 |
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出版社 | 海鳴社 |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2004/10/09 |
リクエストNo. | 26293 |
リクエスト内容
じゃんけん、宝くじ、さいころ、麻雀、あみだくじ・・・・・・
これらおなじみの遊びを確率論で解析すると、意外な結果のあらわれることがわかった。じゃんけんでも相手の裏をかく方法があり、一見公平そうにみえるものにも、実はそうでないものがある。例えば、勝ち抜き線(相撲の千秋楽で三人による優勝決定戦など)に不公平であること、などである。
数学的にも、これら遊びの中の確率に美しい尺度が出てきたり、高等数学が顔を出したりして読者を驚かす。例えば、フィボナッチの数列やベッセル関数。
ここに、確率を初歩から高等な内容にいたるまで、楽しませつつ見事な説明で読者を納得させてくれる。この未開拓の分野に精魂を傾けた著者は、数学者・パズル博士・教育家としての面目躍如たるものがある。
投票コメント
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読後レビュー
NEWS
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2004/10/09
『遊びの確率論』(中村義作)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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mathteacher