127 票
著者 | イタロ・カルヴィーノ |
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出版社 | 河出書房(1971)、ハヤカワ文庫(1981) |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784150104368 |
登録日 | 2000/12/20 |
リクエストNo. | 2587 |
リクエスト内容
絶版。入手不能。各種検索サイトではいずれも売り切れ(-_-メ) 読んだことがないので内容は分かりません(^^ゞ 数年前に早稲田かどこかの古本屋で一度見かけたきり。。。
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現代イタリアの代表的な作家の一人であるイタロ・カルヴィーノの重要な短編集。「われわれの祖先」三部作と「マルコ・ポーロの見えない都市」「宿命の交わる城」「冬の夜ひとりの旅人が」などの記号論的な作品群との間に「レ・コスミコミケ」と並んで位置して、カルヴィーノの変遷をたどるには不可欠な本に違いない。
投票コメント
全127件
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学生時代に先輩に借りて読み、それ以来イタロ・カルヴィーノの大ファンになりました。以来、翻訳の単行本を買い漁り、そろそろ自分にとっての原点である「柔らかい月」も買おうと思ったときには、すでに入手不可能の状態になっていました。いくつかの古書店にもお願いしていましたが、なかなか入荷は難しいとのこと。このたびの復刊は、大変喜ばしいものです。 (2003/06/04)GOOD!1
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早川SF文庫版発売後すぐ購入して読みましたが、あまりに面白くてたくさんの友人に貸してる間に戻ってこなくなってしまいました。当時は私も学生でしたが、もう15年以上前のことですから、月日のたつのも早いものです。たまにオークションサイトなどを見ると4桁~5桁(!)の値がついて出品されたりしていて簡単には手にはいらないなぁと思っていたところ、こちらのサイトで復刊のリクエストがあることに行きあたりました。オークションサイトで高いお金を出して購入するのもいいのですが、これだけ面白くカルヴィーノの作品としても評価の高いものを絶版のままにしておくのは、いかにももったいない。今回「柔らかい月」は復刊いただけることになったようですが、「レ・コスミコミケ」をはじめ復刊いただきたい作品がまだまだたくさんあります。今回ご尽力いただいたみなさまには心からお礼を申し上げたい次第です。ありがとうございました。と同時に「レ・コスミコミケ」の方もよろしくお願いします(もちろんこちらも誰かに貸したまま戻ってきていない...)。 (2003/05/30)GOOD!1
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既にリクエストにあると気付かずオーナーでリクしてしまったので改めて。「あの瘤のような月からまたひとつの瘤が隆起し、それが蝋の滴りのように地球に向かって伸びだしはじめた」荒俣宏著『理科系の文学誌』の中でJGバラードの『結晶世界』にからんでカルヴィーノのこの短編集の中の『結晶』について書かれていたのを読んでからずっと読みたいと思っていた1冊。 (2003/05/11)GOOD!1
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持っていると思っていた(過去形)。昨年引越しをした。本の入った段ボール箱数10個の中にあるはずだと信じていた(過去形)。でも、探しても出てこない。少々焦り気味になってきた。GOOD!1
たしか2冊あったはずなのに。(>_<)どこいったー!! (2003/03/07) -
自分としては、『レ・コスミコミケ』(カルヴィーノ)や『フランドルへの道』(クロード・シモン)とともに20世紀後半世界文学の3大傑作と信じている作品です。それが簡単に入手できないという状況にはため息が漏れます。第3部「ティ・ゼロ」以降が圧巻で、背筋がゾクゾクしたことを覚えています。時間・空間・永遠についての天才の手になる作品ですので、読みたいと思った人すべてが手に取れる状況を早く作って欲しいと思います。 (2002/10/06)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2006/01/26
『柔かい月』販売開始しました! -
2003/09/16
復刊!イタロ・カルヴィーノ著『柔らかい月』 -
2002/10/05
『柔かい月』が規定数に到達しました。 -
2000/12/20
『柔かい月』(イタロ・カルヴィーノ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
最近の復刊活動
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2003/05/29
河出書房新社「海外モダン・クラシックス」として9月に復刊決定。定価決定次第復刊ドットコムでの受注を開始します。 -
2002/10/10
この本は出版社へ復刊希望のメール連絡済みです。
実際に交渉した際には改めましてご連絡します。 -
2002/10/05
交渉情報はもうしばらくお待ちください。
交渉スケジュールが決定次第ご連絡します。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
h.hirose