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著者 | ジェラルド・カーシュ |
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出版社 | 朝日ソノラマ |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784257620167 |
登録日 | 2003/10/25 |
リクエストNo. | 20344 |
リクエスト内容
「こんな話を信じてよいものだろうか?」本書に収められた全作品の冒頭に、子の一行を加えても何の違和感も生じないだろう。その作品は、SF、スーパーナチュラル、サスペンス、ユーモア、ファンタジー、風刺など多様な形をとっているが、正に奇談というのがこれを総べるのにふさわしい言葉といえよう。パルプマガジン作品とは一風異なる格を持ち、サキやコリアなどの系統を次ぐ異色作家短篇集。
「冷凍の美少女」
「豚島の女王」
「黒衣の紳士」
「軟体人間」
「乞食の石碑」
「この世ならぬ部屋で」
「聖シモンの書簡」
「腹話術人形の脅迫」
「廃墟の軍歌」
「破滅の種子」
「びんの中の遺書」
「ダヴィンチの踊る人形」
「不死身の伍長」
本書も古書価格が高騰しているソノラマ文庫海外シリーズのひとつ。収録作の幾つかは先ごろ発売された晶文社の「壜の中の手記」に新訳で収録されたので、それに関しては割愛してもいいでしょう。雑誌掲載(ミステリマガジンとか)のまま埋もれている他の作品との差し替えもOK。
投票コメント
全12件
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『瓶の中の手記』を読んで、こんな素晴らしい作家がいたのかとGOOD!1
感動すると同時に、それまでカーシュを知らなかった事を
激しく後悔しました。
カーシュとの出会いの機会を増やすという意味でも、
ぜひとも復刊していただきたいものです。 (2006/10/20) -
昭和60年6月29日初版発行 239頁GOOD!1
まるで牧逸馬の「世界怪奇実話」集のような話です。お好きな方にはたまらないでしょう。ソノラマ文庫海外シリーズの古書価は今どうなっているのでしょう?近くの古本屋では見かけたことがありません。ネットでは3000円くらいになっていますが。 (2003/10/25) -
是非手元に置いておきたい。 (2012/05/10)GOOD!0
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『壜の中の手記』『犯罪王カームジン』ともにとても面白いです。『冷凍の美少女』という題名も魅力的です。 (2012/05/01)GOOD!0
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復刊希望!! (2009/09/28)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2003/10/25
『冷凍の美少女』(ジェラルド・カーシュ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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foetushead