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著者 | クロード・シモン |
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出版社 | 新潮社 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2003/09/27 |
リクエストNo. | 19739 |
リクエスト内容
多数の写真・図版を配した意欲的な大判の叢書 “創造の小径” の一冊。
『ファルサロスの戦い』 から 『三枚つづきの絵』 に至る過程での、重要な変化
が仄見える作品です。巻頭にはクロード・シモン自らによるデッサンが掲げられ、
手書きの筆跡付きの序文もいい。シモンの文学がもともと絵画を強く連想させる
ため、ことさらファンを魅きつけてきた本ですが、古書店で見つかることもまれ
(かつ高価)なので復刊を望みます。
原題: Orion Aveugle A6版・138頁 新潮社・1976年刊。
投票コメント
全11件
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現存するシモンの本の中ではあまりにもレアで、古書としても高額すぎます。GOOD!1
ということは数も少ないということですから奪い合いになってしまいます。
近年シモンも亡くなってしまいましたし、ここらで再度復刊してもよいと思います。
なお内容に関しては上記理由により触ったことがありませんので分かりません。 (2007/11/18) -
シモンの作品は白水社の『三枚つづきの絵』と『歴史』がこの秋、GOOD!1
小部数限定ながら復刊が実現した。
次はいよいよ『盲いたるオリオン』の番である。
シモンの作品はすべて復刊されねばならない。
彼は戦後の最も偉大な作家の一人だ。 (2003/09/28) -
絶版だったシモンの 『三枚つづきの絵』 と 『歴史』 が、白水社より復刊されました。 『ファルサロスの戦い』 や 『路面電車』 も出たし、シモン全滅の昨日がウソのような賑わい。で、ついでにこれも、というわけです。世界最高の作家の呼び声も高いシモンですから。GOOD!1
“叢書創造の小径” は、新潮社の持つ財産のひとつです。
コンパクトな版型に組み直すなどして出せるはずです。需要は大アリです。 (2003/09/27) -
同シリーズの『悪魔祓い』も復刊したことですし。 (2010/12/06)GOOD!0
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クロード・シモンの中で一番面白いと思う。その割に発行数が少なく、まったく手に入らない。古書店で見かけることすら稀。 (2010/01/31)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2003/09/27
『盲いたるオリオン』(クロード・シモン)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
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