15 票
著者 | フリードリヒ・ヘルダーリン 著 / 手塚富雄 訳 |
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出版社 | 河出書房新社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784309600611 9784309600628 9784309600635 9784309600642 |
登録日 | 2003/08/29 |
リクエストNo. | 19000 |
リクエスト内容
第1巻
聖なる狂気の詩人ヘルダーリンはその圧倒的な現代性によって、いまもって最も重要な詩人としてますます輝きを増している。全仕事を手塚富雄はじめ稀有の独文学者が訳した歴史的偉業。
第2巻
究極の詩人ヘルダーリンの頂点をなす、後期の詩を集成。「ライン河」などの絶唱を通じて、神々と人間の没落を讃え、限りなく冷徹な眼差しで生と死を見つめるその詩群。
第3巻
ヘルダーリン唯一の小説にして名作の誉れ高い「ヒュペーリオン」、未完の戯曲「エムペドクレス」。ともに詩と思想の最も鮮やかな融合であり、ヘルダーリン文学の頂点を示す作品。
第4巻
悲劇的なもののラジカルな洞察によってますますアクチュアルな光茫を放つ論文群、誰よりも手紙を愛した詩人のみが書きえた珠玉の名文、それ自体、文学作品でもある書簡群を収録。
(以上、河出書房新社ホームページより)
投票コメント
全15件
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書店で入手できないので、仕方なくいつも行きつけの図書館を利用して読んでおります。しかしヘルダーリンの魅力と理解は、何度も読み返してこそ深まります。手元においておきたいし、また復刊によってヘルダーリンをよく知らない人たちにも彼の作品と思想に接してもらえたらと思います。未収録の論文も、この機に追加して頂けたら最高です。 (2007/02/02)GOOD!2
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このヘルダーリン全集は、ン十年前、大学の図書館にあったものを借りて読みました。当時から絶版になっているのを残念に思ったものでした。GOOD!1
手塚富雄先生はじめ、翻訳が素晴らしいこの全集を、ぜひ手元に置きたいものだ と長年思ってきました。
学生時代、図書館の「全集」夢中で読んでいた頃、伊東静雄の詩集を何気なく拾い読みするうちに「!」とひらめいてあらためて伊東静雄のプロフィールを見て納得しました。伊東静雄はヘルダーリンを読み込んでいて、自分は一番のヘルダーリンの理解者だ、というようなことを言っていたようでした。この二人は何か同質の魂の響き合いのようなものを感じます。 (2025/02/02) -
もっと、広く読まれるべき書物だと思うからです。 (2022/10/18)GOOD!1
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手塚富雄さんが生涯をかけて解釈し、研究し、愛した詩人の歌を、良質な日本語で読みたい。GOOD!1
その道が閉ざされてしまっているのは非常に残念です。
どうしても手元に置いておきたいです。 (2006/01/18) -
詩のアンソロジーや詩論のアンソロジーなどは新しい訳で読めるようになったが、どうせなら全集版でまとめて読みたい。手塚富雄による訳(彼だけではないが)というのも魅力的だし。GOOD!1
これが文庫版で復刊されたとなれば… 夢のような話だ。 (2005/12/31)
読後レビュー
NEWS
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2007/03/27
復刊!手塚 富雄責任編集 浅井 真男訳『ヘルダーリン全集 1~4』 -
2003/08/29
『ヘルダーリン全集』(フリードリヒ・ヘルダーリン 手塚富雄/訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
最近の復刊活動
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2007/03/27
「ヘルダーリン全集」にリクエストをいただいていた皆さまにお知らせです。
河出書房新社より復刊いたします!第1巻は4月刊行予定。その後、4巻まで、一ヶ月に1冊ずつの刊行となります。
お楽しみに!
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2007/03/27
「ヘルダーリン全集」にリクエストをいただいていた皆さまにお知らせです。
河出書房新社より復刊いたします!第1巻は4月刊行予定。その後、4巻まで、一ヶ月に1冊ずつの刊行となります。
お楽しみに!
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あこ