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わが夢の女

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得票数 7

著者 マッシモ・ボンテンペルリ
出版社 筑摩書房(ちくま文庫)
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784480022783
登録日 2003/08/28
リクエストNo. 18978

リクエスト内容

1988年12月1日初版発行 320頁 定価560円 岩崎純孝他訳
隊伍中の叛逆者/わが夢の女/恋人のように/鏡/細心奇譚/便利な治療/デンマーク劇場史のために/死亡/アフリカでの私/世界一周/瞑想の機械/陸と海との冒険/バーで会った男/ベートーヴェンの仮面/大洪水/順風/秣と藁/頭蓋骨に描かれた絵/私が所有している彫像/太陽を凝視する/海の寛大さ/信じやすい少女の心/太陽の中の女
裏表紙解説より「自分の頭蓋骨をとりだした男の話、患者に模した蝋人形で幹部を治療する医者の話、賭ルーレットの数字をピタリと当てる男の話等々ナンセンスの中にアブノーマルなグロテスクさに満ちた短篇群。現代イタリア作家の中で最も評価することの難しい作家といわれる、異才マッシモ・ボンテンペルリの戦後初のまとまった短篇集。まことに奇妙キテレツ・痛快な一冊である。佐々木マキの挿絵入りで贈る。文庫版オリジナル。解説 森敦」
『ちくま文学の森』(全15巻1988年2月~)の余禄で出版された貴重な作品集。

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投票コメント

全7件

  • 「イタリア人は陽気であけっぴろげ」という公式イメージがあるとすれば、「見栄っぱりで人間関係に敏感」というのがイタリア人の本質。みんながある異常なものを目撃しているのに、変人と思われるのがイヤでそのことを誰も言い出せず、見て見ぬふりををしているうちに、とんでもない大惨事になってしまう…といったようなパターンは、ボンテンペルリ、ブッツァーティ、チェーヴァ、ピランデッロなどによく見受けられます。その中でもボンテンペルリは、多くを心得た大人の眼でモダニスムのオブラートにくるんだ心地よい小品(ポール・モーランに似ている)をたくさん書きましたね。この本はそんな短編を満載しています。マイベストは「瞑想の機械」「恋人のように」「バーで会った男」「海の寛大さ」です。
    因みに、「信じやすい少女の心」がフィリップ・K・ディックのある短編にそっくりで、ビックリすること請け合いです。書かれたのは、もちろんボンテンペルリのほうが先です。 (2003/08/29)
    GOOD!1
  • 読巧者森毅が『ちくま文学の森』編集に参加することで日の目を見た、イタリアの未来派でファシスト作家の奇想作品。少部数の配本だったのか書店からすぐに消えたようです。誰にでも薦められるというわけでもないが、こういった本が書店で購入できるのは何か愉快な気がする。 (2003/08/28)
    GOOD!1
  • ぜひ読みたい。 (2008/10/02)
    GOOD!0
  • 読んでみたいです。 (2006/11/12)
    GOOD!0
  • どの話も興味を引かれます。 (2006/10/21)
    GOOD!0

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NEWS

  • 2003/08/28
    『わが夢の女』(マッシモ・ボンテンペルリ)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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