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私はこれよりも新しいバージョンで学んだ世代なのですが(基礎解析、代数幾何とわかれていたときです)、この旧バージョン(Ⅰのみ、ちなみにボロボロです)を手に入れて使用していたところ、この旧バージョンも捨てがたい魅力があると感じました。説明がこちらの方が懇切丁寧だと思うのです。こちらも復刊して欲しいと思いました。 (2021/01/24)GOOD!1
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当時の常識に反し、数ⅡBよりも数Ⅲの方が、ページ数が多くなっています。これは、イプシロン-デルタ論法や、ロピタルの定理の証明にも丁寧な説明を惜しまずにつけているからです。その昔、この本を中心に大学受験の準備の勉強をできたことは、とても幸運なことだったと今にして思います。GOOD!1
復刊されて、新しい読者を得ることを望みます。 (2009/06/27) -
高校の時この本と出会いました。数学という学問に感動しました。その後理学部数学科に進学するおおきなきっかけとなりました。しかし引越しのドタバタに紛れて紛失してしまいました。GOOD!1
今、子供が高校に進学しようとしています。
是非、子供にも読んで欲しいと思い、この本の復刊を強く希望します。 (2005/12/25) -
矢野先生の著書の中で最も定評のあるシリーズです。GOOD!1
まず基本事項(導入、定義、定理など)の詳しい講義があり、これが矢野先生の個性の発揮された本書の特徴です。
数学的な厳密性を重視し曖昧さをなくすため必要があれば大学レベルまで踏み込み、高校数学では証明不可能なことは「厳密には証明が必要である」という旨を明示し、天下り的に知識を詰め込むことを防いでいます。
そして例題、発展問題、演習問題が続きます(解法はごく自然で癖のないものを採用)。
1冊で参考書と問題集を兼ねているので数学の入試対策はこれだけでほとんどカバーできます(前書きで矢野先生もそうおっしゃっています)。
復刊,お願いします!! (2004/03/26) -
独学するときに重要なのは,当然のことながら自分一人で読み切ることができるように理論全体がコンパクトにまとまっていることです.そのための条件はGOOD!1
a) 量的にそれほど多くない
b) 基本的なことがしっかりと書かれている
c) 解説に対応した問題が出ている.(解説の後にすぐ問題があるのが望ましい)
ということになりますが,これらの条件を満たし,解説のしっかりした本は,教科書以外には高校数学全範囲を網羅するものではいまのところないと思います.(教科書としては東京書籍のものが最もオーソドックスです.) 一昔前には
矢野健太郎 「解法の手引きシリーズ」 (科学振興社)
があったのですが,残念ながら現在では新版になってしまい書式さえ変わってしまいました.
http://suuri.honesto.net/koukoukiso2.htmより引用 (2003/12/03)
読後レビュー
NEWS
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2003/06/18
『解法の手びき数学I・IIB・III』(矢野健太郎)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
やまや