20 票
著者 | フリオ・コルタサル |
---|---|
出版社 | 国書刊行会 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784336026590 |
登録日 | 2003/05/01 |
リクエストNo. | 16133 |
リクエスト内容
ラテンアメリカの短編の名手の作品集で、ホラー、ショート・ストーリーのファンには堪えられない傑作選だと思っています。
'77,'90 と再刊されてきましたが、また再刊の機会ではないかと。
ショートショートの名編として余りにも有名な「続いている公園」のほか、夢・死・不条理・狂乱がいつの間にか現実を侵食している「夜、あおむけにされて」「誰も悪くはない」「夕食会」「バッカスの巫女たち」「いまいましいドア」「キクラデス島の偶像」などなど。
時にアイディアとしてはよく知られた内容のものであっても、知らぬうちにそれが現実を侵食している感触の描出が巧みで、思わず戦慄を覚えてしまうような仕上がりになっています。ご一読を。
投票コメント
全20件
-
コルタサルの入門編としては、岩波文庫からの短編集が価格的に手頃ではありますが、後年作品傾向が変化したこともあり、例えば私のようなホラー愛好者にとっては、この作品集の密度には到底及ばないもののように思えます。(「闇の展覧会」というホラーのアンソロジーには、コルタサルに参加を依頼したが断わられた旨が書いてありますね。)GOOD!1
この傑作選はこれで一冊としてあるべきものと思います。切れ味鋭い短編の愛好者のために、是非復刊を。 (2003/05/01) -
コルタサルが好きです。 (2014/06/13)GOOD!0
-
ラテン文学の古典であるから。 (2010/05/25)GOOD!0
-
悪魔の涎を読んで以来、すっかりコルタサルに魅了されました。GOOD!0
ぜひ読みたい。 (2009/03/29) -
ぜひ読みたい。 (2008/10/30)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
-
2003/05/01
『遊戯の終り』(フリオ・コルタサル)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
green