38 票
著者 | おおえ ひで |
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出版社 | 理論社 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784652001509 |
登録日 | 2003/02/28 |
リクエストNo. | 15012 |
リクエスト内容
昭和20年8月6日広島、その三日後長崎へ原子爆弾が投下されま
した。当時の長崎の地の童話。万人の心に訴えかける天才篠原
勝之氏のイラスト。現行で理論社から同作品が出版されており
ますがアレははっきり言って別物です!1971年出版当時の装丁
で後世まで連綿と伝えていってほしいものです。
投票コメント
全38件
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子どもの頃に読んで、絵と文で、戦争、原爆の恐ろしさを最も実感した本だから。GOOD!1
現行版では原爆の恐ろしさは伝わらない。
あの絵があってこそ、怖いと思い、何の掛値もなく、絶対に戦争をしてはいけないとストレートに思えたから、子どもにこそ読んでほしいと思います。 (2020/08/10) -
私は小学校低学年の頃、この本を読み、戦争恐怖症になりました。正直、トラウマになっているような本です。でも今、歳をとってこの本を読んだことを後悔しているかと言えば、決してそうではありません。この本は原爆の恐ろしさをストレートに伝え、向き合わせてくれたからです。最近になってこのイラストやコラージュが、あのゲージツ家のクマさんこと篠原勝之さんの仕事であったことを知りました。オバマ大統領の訪問で、ヒロシマや原爆に再びスポットの当たっている今こそ、ぜひ初版本の装丁で復刊お願いします。 (2016/07/06)GOOD!1
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娘が修学旅行で広島に行きました。そんなこともあって久し振りにこの本のことを思い出して、子供達に読ませてみようと思ったら、何と現行版は元の装丁とは大きく変わっているとの話を読み、堪らず復刊ドットコムを開けました。どうかあの衝撃的だけど誤魔化すことなく作られたあの本を取り戻したいと思い一票を投じます。 (2014/05/15)GOOD!1
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オリジナル版のアートワークは、この本が発するメッセージを、言葉よりもよく伝えるかもしれないと思います。最初にこの本を読んだとき、小学生だったわたしは衝撃を受けました。この衝撃を、今のこどもにも伝えたいと思います。 (2013/08/17)GOOD!1
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現行版は、時代感覚に合わせて挿し絵や構成を変更したのでしょうか。たとえば恐怖の記憶となりそうな衝撃をなるべく与えない方向に修正することで、親が戦争を知らない・もちろん子供も知らない、そんな家庭にも受け入れられるように、等。けれど、親しみやすい原子爆弾、ソフトな被爆体験、そんなものはないでしょう。『八月がくるたびに』は、本を開いてまず異様な感じに襲われる構成が大切なのではないかと思います。 (2013/07/04)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2003/02/28
『八月がくるたびに』(おおえ ひで)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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