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著者 | 岡潔 |
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出版社 | 角川書店 毎日新聞社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784044094645 9784334741464 |
登録日 | 2002/11/06 |
リクエストNo. | 13176 |
リクエスト内容
数学は論理的な学問である、と私たちは感じている。然るに、岡潔は、大切なのは情緒であると言う。人の中心は情緒だから、それを健全に育てなければ数学もわからないのだ、と。さらに、情操を深めるために、人の成熟は遅ければ遅いほどよい、とも。
幼児からの受験勉強、学級崩壊など昨今の教育問題にも本質的に応える普遍性。大数学者の人間論、待望の復刊!(解説・有馬朗人)
(光文社ホームページより)
投票コメント
全12件
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遠いですが、私は岡潔さんの血縁者です。GOOD!1
岡潔さんが変な人というのは我が家でも語り継がれていましたが(鶏小屋に卵を取りに行ったっきり帰ってこないと思っていたら、小屋の中で数字を書いてたとか…)、この本を読んでイメージが一転!なんとまともで冷静に物事を見れる方なんだっ!!
戦後間もなくに書かれたものとは思えない、まるで今の現代社会を見て書いたのか?と思うぐらい素晴らしいあの感覚に感動しました。
凄く腑に落ちるし、読みながらなんども「うん、うん」と頷いてしまいました。この本は改めて今、もう一度みんなが読むべき本だと思います。
こんな本はそうそう滅多に出会えるものではないと思います。
私はたまたま知人の家で幸運にも初版を発見し、読むことができましたが、もっともっと皆さんが読みやすい環境にこの本が置かれることを祈っています。
私が生まれる前にきよっさん(我が家での呼び名/笑)が亡くなられたことが悔しくて仕方ない!
せめて、本だけでもずっと生き続けて欲しいです。 (2006/09/28) -
戦時を生きた数学者が日本の将来を危惧する内容である。GOOD!1
何も知らなければ、現代のことかとも思えよう。
過去の危惧をもって現代を振り返れば、反省と課題が分かろう。
それをもって、来たるべき将来を考える指針になるものと信じる。 (2006/08/20) -
図書館の閉架で借りて読むことしかできません。GOOD!1
読み始めたところですが 付箋でいっぱいになりました。
今の時代にやっと岡博士の思いが深刻に伝わるのではないでしょうか?ぜひ購入していろんな人に読んでもらいたいと思います。 (2006/04/16) -
読みたいからです! (2011/04/17)GOOD!0
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埋もれかけた(活字)文化遺産を掘り起こす。 (2006/02/24)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2014/05/01
『春宵十話』販売開始しました! -
2014/05/01
『春宵十話』販売開始しました! -
2002/11/06
『春宵十話』(岡潔)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
えーちゃん