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著者 | J.H.ロニー兄(長島良三訳) |
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出版社 | 角川書店(カドカワノベルズ) |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784047799028 |
登録日 | 2002/10/29 |
リクエストNo. | 13043 |
リクエスト内容
'80年代前半、ジャン・ジャック・アノー監督によって映画化もされた、初期人類が火を発見しそれを継承していく「原始人もの」の作品。原作でもあるこの作品は1911年発表で、作者は(日本ではほとんど知られていないが)フランスではジュール・ヴェルヌと並ぶSFの祖といわれるJ・H・ロニー兄。存命中の20世紀初頭にはノーベル文学賞の候補に何度も推され、広く人口に膾炙した作家です。そのロニーは「原始人類もの」の作品を何冊も著しましたが、『人類創世』は中でも最も有名な作品です。
原題: 『火の戦争』 La guerre du feu
投票コメント
全4件
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映画は、現在の自然人類学および古生物学のほぼ正確な知識が反映されていました。ハリウッド映画のような大袈裟な描き方ではなく、淡々と、「ほんとはこんなふうだったんだろうなぁ」と思わせる描き方で、好感が持てたのを覚えています。GOOD!1
後記: 運良く読むことができたのでコメントしておきます。良かったですね。ジャック・ロンドンの『アダム以前』やW・ゴールディングの『後継者たち』といった初期人類ものの傑作にひけを取らないと思います。映画の場面では曖昧にしか解らなかった意味合いなど、本書を読んでみて初めて、あぁそういうことだったのかと、そんなこともしばしば。長島良三さんの翻訳もステキだ。このまま即、豪華本で復刊してもいけるでしょう。 (2002/10/29) -
ぜひお願いします。 (2004/04/08)GOOD!0
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映画を鑑賞して、原作を読みたくなったから (2004/01/11)GOOD!0
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作者の短篇を読んで興味を持ちました。GOOD!0
今最も読んでみたいフランス系作家の一人です。
翻訳されている作品があまりにも少なすぎますが
少なくともこの代表作くらいは常時入手できる
状態であってほしいです。 (2002/11/19)
読後レビュー
NEWS
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2002/10/29
『人類創世』(J.H.ロニー兄(長島良三訳))の復刊リクエスト受付を開始しました。
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