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subscriberさんの公開ページ 復刊投票コメント一覧 2ページ

復刊リクエスト投票

  • 正月十一日、鏡殺し

    【著者】歌野晶牛

    徐々に収録されている短編の後味が悪くなってゆき、
    中にはホラーのようなものもあります。
    それでも、その毒にはまってしまうと
    嫌な思いをするにも関わらず先を読まずにはいられない
    奇妙さがとても気に入りました。(2006/04/17)
  • 【著者】麻耶雄嵩

    一つ前の作品、「夏と冬の奏鳴曲」を
    分かり易くした形の作品とどこかで読んだことがあります。
    前作を補完する役割を果たしており、
    こちらの本を読まなければシリーズものの出来事が
    纏め切れません。
    後続のファンの方のためにも復刊お願いします。(2006/04/17)
  • 金のゆりかご

    【著者】北川歩実

    著者の代表作です。これまでの主だったテーマは脳と記憶の関係でしたが、それらとはまた異なった要素が加わっています。
    天才を追い求める人々の愚かさがあぶり出され、
    それに振り回される登場人物の子供達のこれからが心配で
    たまらなくなりました。
    テーマはやや他作品と違った部分があるものの、病んだ犯人の心情描写など著者らしさは最も良い形で出ている作品だと思います。(2006/04/17)
  • 猿の証言

    【著者】北川歩実

    様々な人間関係が錯綜する中で、最後の残酷な真相が心に残る作品です。
    明らかになることは衝撃的で後味が悪いですが、
    いかにも悲しげな書き方をしないところに好感触を覚えます。
    変わった趣向のミステリを読みたい方のために復刊を希望します。(2006/04/17)
  • 模造人格

    【著者】北川歩実

    不安定な自我、というものを書かせたら随一の作家であり
    こちらの作品はその恐怖感がよく出ている作品なので。(2006/04/17)
  • お楽しみの埋葬

    【著者】エドマンド・クリスピン

    近年立て続けに訳され、注目されたクリスピンの作品をもっと様々な人に読んでほしいと思ったので。
    探偵役であるフェン教授が選挙について語る箇所と
    演説内容、個性のある村の人々、子豚の活躍ぶりなど
    可笑しさに溢れた部分も良いのですが、
    そうした面白さだけではなく本格的なミステリーとしても
    何故、誰が、どんな目的でという所がはっきりした説明で
    納得のいくものになっています。
    後続のクリスピン(フェン教授シリーズ)ファンにも
    作者を代表する作品を読ませることが出来るよう一票。(2005/12/24)
  • 生ける屍

    【著者】ピーター・ディキンスン

    あらすじを読み、舞台設定の特殊さと暗さが気に入ったので。(2005/12/22)
  • 消失!

    【著者】中西智明

    これほどまでにとんでもないミステリは今から先読めないと思います。
    他に誰も仕掛けたことのないトリックで衝撃を受けたい方のために。(2005/11/29)
  • 【著者】麻耶雄嵩

    新しい世代の方が古典的な題材に挑戦して、凝った仕掛けを作り出すことに成功している作品であるほか、他の著者の作品に比べて真っ当(?)なミステリで比較的真相も理解し易く作られているので。(2005/11/29)
  • 戻り川心中

    【著者】連城三紀彦

    和の文化とミステリを融合させながら
    幻想文学への入り口にも
    なりそうな質の高い作品集であることと、
    初心者に作者の作品を薦めるとき
    この花葬シリーズを挙げたいのに
    (シリーズ作品が)揃っているハルキ文庫版は
    図書館などでも見つけ難いことにより。
    現在光文社文庫で復刊されていますが、シリーズのうち
    半分しか収録されていないので、
    改めて全ての花葬シリーズ作品を含んだ
    書籍の復刊を願います。(2005/11/29)
  • 暗い鏡の中に

    【著者】ヘレン・マクロイ

    オカルトとミステリーの調和が取れた作品であり、
    締めくくり方が独特で不思議な持ち味のある話です。
    この作品には推理もありますが、
    完璧な論理を組み立てるところよりも
    恐怖感や存在の不安定感により着目したところに
    強く惹かれました。
    「暗い鏡の中に」を含め、面白い作品を書いていた女流作家の一人として知名度があがれば…(2005/11/17)
  • 時の声

    【著者】J・G・バラード

    ・J.G.バラードのファンの間で代表的な作品集と言われている。
    ・オーナーの方が書かれているようにこちらにしか収録されていない短編がある。また、その二つ「恐怖地帯」「深淵」共に
    短くも水準の高いものであるので。
    ・読む順番を意識して編纂されたような所が初心者に薦めやすい。(2005/11/13)
  • 密約幻書

    【著者】多島斗志之

    謀略小説を読もうと思っている人への入り口になってくれる作品。
    こうした種類の作品でもミステリの様などんでん返しがあるとは思ってませんでした。時代背景が古いこともありますが、考え抜かれた筋書きは今でも通用します。心理もので知名度をあげた作者ですが、初期の謀略ものもとても質が高いです。(2005/10/26)
  • 法の悲劇

    【著者】シリル・ヘアー

    イギリス独特の判事が町を廻る生活や、判事とそれを取り巻く人々との人間関係などミステリ以外の面でも惹かれました。作者の代表作でもあるので、早く復刊して「法の悲劇」の知名度をあげてほしいと思っています。(2005/10/26)
  • 幽霊の2/3

    【著者】ヘレンマクロイ

    出版界の裏事情をとても面白く読みました。
    たとえ創作の世界だとしても、現実性が妙にありその中に伏線も盛り込まれていて話の成り立たせ方が凝っているなと感じます。
    一時期立て続けにマクロイは翻訳が出ていたので、作品紹介が途切れてしまったことが残念でなりません。
    再び翻訳される機会をずっと待ち望んでいます。(2005/10/18)
  • 殺す者と殺される者

    【著者】ヘレン・マクロイ

    この作品が書かれた当時としては斬新なことをしているという評価が気になって読んだ結果、古典的なサスペンスの中、様々な伏線が張り巡らされた構成にどんどん引き込まれました。クライマックスにおける作者の力の入れ様を考えると代表作としてもっと知られるべき作品だと思います。(2005/09/06)
  • 沙霧秘話

    【著者】佐々木丸美

    気張らず素直にファンタジックな着想を
    物語で表現できているところが気に入っています。(2005/05/04)
  • 影の姉妹

    【著者】佐々木丸美

    童話のような世界に惹かれました。
    他作品との繋がりを交えつつ、
    さらに独自世界を突き詰めているのに
    話の中に入り込んでいきやすい。
    「沙霧秘話」と若干の繋がりがありこちらだけ入手しづらい
    状況を打破してほしいです。(2005/05/04)
  • 夢館

    【著者】佐々木丸美

    館シリーズだけでなく、他の作品にも関係するエピソードを知り
    再び考えを深めた作品でした。また、どことなく無意識の悪意を
    感じさせる登場人物が多く後期のシリーズのテーマに
    入ってゆきやすくなっているように思います。(2005/03/19)
  • 水に描かれた館

    【著者】佐々木丸美

    これまで描かれてきた恋愛、心理、ミステリーの三要素が
    上手く混ざり合って誕生した名作だと思います。
    特に心理学の神秘というものに触れ、興味が湧きました。(2005/03/19)

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