昔話の民俗学入門 民間伝承の秘密を読み解く
島村恭則 著 / zinbei 絵
| 著者 | 島村恭則 著 / zinbei 絵 |
|---|---|
| 出版社 | 創元社 |
| 判型 | A5 |
| 頁数 | 152 頁 |
| ジャンル | 専門書 |
| ISBNコード | 9784422230474 |
商品内容
「金太郎」は神と巫女の間に生まれた? 昔話の舞台としての「ムラ」とは? 「玉手箱」や「てるてる坊主」の本当の役割とは?
「炭焼き長者の子孫」や「子守歌の悲哀」など。漫画家zinbeiの図解イラストで、昔話や童謡、民話や伝承に隠された、様々な謎を解き明かしていく。
一項目、見開き2ページ完結で読みやすい。
▼目次
第一章 昔話のなぜ
--「昔」とは、いつのことなのか?
--昔話は人生を語る
--昔話はハレの日に語られる
--昔話の語り手とは?
--カタリとハナシ
--桃太郎はどこからやってきたのか?
--霊力と霊魂
--「木霊女房」の木霊とは何か?
--妖怪の正体は精霊である
--ヘビの婿入り
--昔話の舞台としてのムラ
--笠地蔵
--天人女房と「天」
--日本にもいたシンデレラ
--河童は妖怪ではない?
--河童・ケンムン・キジムナー
--ネズミは「根住み」?
--霊魂が入っている「三種の神器」
--玉手箱の正体とは?
--コラム
第二章 伝説のなぜ
--炭焼き長者の子孫
--昔話の土着化のパターン
--神か、妖怪か
--精霊としてのダイダラボッチ
--「化粧坂」「姥石」には巫女がいた
--神と巫女の間に生まれた金太郎
--修験道以前の山岳信仰
--主婦は巫女だった
--境界で占う
--道祖神はなぜ男女セットなのか?
--「夜這い」には二種類あった
--土蜘蛛の正体とは?
--祖先崇拝の歴史は長くない
--霊魂リサイクル
--平家の落人伝説はどのように生まれたか?
--おばあさんはシャーマンだった
--立ち入り禁止の藪は土着信仰の名残?
--やちゃ坊は実在した?
--八百比丘尼になったおばあちゃん
--コラム
第三章 民謡のなぜ
--「かごめかごめ」は信仰の名残
--ケガレを担うてるてる坊主
--子守歌の悲哀
--ナニャドヤラとお盆の謎
--追分節の由来は?
--霊魂は馬に乗ってやってくる
--ノリのいい金毘羅船々
--芸者には二種類あった
--よさこいとソーランが出会った
--コラム
第四章 都市伝説
--都市伝説=同時代伝説
--都市伝説としての学校の怪談
--池袋というスティグマ
--世界中に現われた消える乗客
--「説明」のための幽霊トンネル
--短期間で成立したネット伝説「きさらぎ駅」
--「コトリバコ」の作者は……
--「中島のてっちゃ」は神に近づいた
※目次は製作中のため変更する可能性があります。
▼著者プロフィール
島村恭則(しまむら たかのり) 著
1967年、東京都杉並区生まれ。関西学院大学社会学部教授・関西学院大学大学院社会学研究科教授。博士(文学)。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科文化人類学専攻単位取得退学。韓国・啓明大学校客員専任講師(日本学担当)、韓国・翰林大学校客員専任講師(日本学担当)、国立歴史民俗博物館民俗研究部助手、秋田大学教育文化学部准教授を経て、現職。専門は、現代民俗学、ヴァナキュラー文化研究、世界民俗学史と民俗学理論。主な著書に『現代民俗学入門』(創元社)、『身体と心性の民俗』(講座日本の民俗学2、共著、雄山閣出版)、『物と人の交流』(日本の民俗3、共著、吉川弘文館)、『みんなの民俗学 ヴァナキュラーってなんだ?』(平凡社新書)などがある。
zinbei(じんべえ) 絵
山形県出身、千葉県在住。漫画家、イラストレーターとして活動中。漫画作品として『酒と鬼は二合まで』(作画担当・小学館)、『ほろ酔い道草学概論』(ワン・パブリッシング)を、イラスト作品として『現代民俗学入門』(創元社)の特別カバーなどを手がける。日常の中で閃光のように光る「神秘」や「愛嬌」を表現したいと考え、作品を制作している。
「炭焼き長者の子孫」や「子守歌の悲哀」など。漫画家zinbeiの図解イラストで、昔話や童謡、民話や伝承に隠された、様々な謎を解き明かしていく。
一項目、見開き2ページ完結で読みやすい。
▼目次
第一章 昔話のなぜ
--「昔」とは、いつのことなのか?
--昔話は人生を語る
--昔話はハレの日に語られる
--昔話の語り手とは?
--カタリとハナシ
--桃太郎はどこからやってきたのか?
--霊力と霊魂
--「木霊女房」の木霊とは何か?
--妖怪の正体は精霊である
--ヘビの婿入り
--昔話の舞台としてのムラ
--笠地蔵
--天人女房と「天」
--日本にもいたシンデレラ
--河童は妖怪ではない?
--河童・ケンムン・キジムナー
--ネズミは「根住み」?
--霊魂が入っている「三種の神器」
--玉手箱の正体とは?
--コラム
第二章 伝説のなぜ
--炭焼き長者の子孫
--昔話の土着化のパターン
--神か、妖怪か
--精霊としてのダイダラボッチ
--「化粧坂」「姥石」には巫女がいた
--神と巫女の間に生まれた金太郎
--修験道以前の山岳信仰
--主婦は巫女だった
--境界で占う
--道祖神はなぜ男女セットなのか?
--「夜這い」には二種類あった
--土蜘蛛の正体とは?
--祖先崇拝の歴史は長くない
--霊魂リサイクル
--平家の落人伝説はどのように生まれたか?
--おばあさんはシャーマンだった
--立ち入り禁止の藪は土着信仰の名残?
--やちゃ坊は実在した?
--八百比丘尼になったおばあちゃん
--コラム
第三章 民謡のなぜ
--「かごめかごめ」は信仰の名残
--ケガレを担うてるてる坊主
--子守歌の悲哀
--ナニャドヤラとお盆の謎
--追分節の由来は?
--霊魂は馬に乗ってやってくる
--ノリのいい金毘羅船々
--芸者には二種類あった
--よさこいとソーランが出会った
--コラム
第四章 都市伝説
--都市伝説=同時代伝説
--都市伝説としての学校の怪談
--池袋というスティグマ
--世界中に現われた消える乗客
--「説明」のための幽霊トンネル
--短期間で成立したネット伝説「きさらぎ駅」
--「コトリバコ」の作者は……
--「中島のてっちゃ」は神に近づいた
※目次は製作中のため変更する可能性があります。
▼著者プロフィール
島村恭則(しまむら たかのり) 著
1967年、東京都杉並区生まれ。関西学院大学社会学部教授・関西学院大学大学院社会学研究科教授。博士(文学)。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科文化人類学専攻単位取得退学。韓国・啓明大学校客員専任講師(日本学担当)、韓国・翰林大学校客員専任講師(日本学担当)、国立歴史民俗博物館民俗研究部助手、秋田大学教育文化学部准教授を経て、現職。専門は、現代民俗学、ヴァナキュラー文化研究、世界民俗学史と民俗学理論。主な著書に『現代民俗学入門』(創元社)、『身体と心性の民俗』(講座日本の民俗学2、共著、雄山閣出版)、『物と人の交流』(日本の民俗3、共著、吉川弘文館)、『みんなの民俗学 ヴァナキュラーってなんだ?』(平凡社新書)などがある。
zinbei(じんべえ) 絵
山形県出身、千葉県在住。漫画家、イラストレーターとして活動中。漫画作品として『酒と鬼は二合まで』(作画担当・小学館)、『ほろ酔い道草学概論』(ワン・パブリッシング)を、イラスト作品として『現代民俗学入門』(創元社)の特別カバーなどを手がける。日常の中で閃光のように光る「神秘」や「愛嬌」を表現したいと考え、作品を制作している。
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