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’60年代ミステリー画報 「世にもふしぎな事件」

斎藤守弘 中岡俊哉 石原豪人

5,500円(税込)

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世にもふしぎな事件

石原豪人・原画カード(B5版)


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著者 斎藤守弘 中岡俊哉 石原豪人
出版社 復刊ドットコム
判型 A5
頁数 364 頁
ジャンル エンタメ
ISBNコード 9784835459424

商品内容

斎藤守弘、中岡俊哉、石原豪人--
怪奇読み物の大家が結集した幻のミステリー画報、奇跡の初単行本化!!


「世にもふしぎな事件」は、1962年に講談社で創刊された少女雑誌「少女フレンド」で初年度より連載された、オカルト、SF、ホラーの要素を含む読み物シリーズです。その物語は、連載前半46話の原稿を斎藤守弘が、後半の36話を中岡俊哉が執筆。挿絵は全話を通し、石原豪人が腕をふるっています。

本作は、昭和の怪奇読み物の巨匠たちが集った貴重な作品でありつつも、今日に至るまで単行本化がなされておらず、全国の怪奇ファンの垂涎の的となっていました。
そこで今回、復刊ドットコムでは、研究家・岡里幸助氏の協力のもと「世にもふしぎな事件」連載当時のすべての版面を収拾&データ化。読みやすく画像補正を加えたうえで、全360ページの大ボリュームで刊行します。

昭和怪奇ファンが待ち望んだ、「世にもふしぎな事件」がついに復活!
ぜひお手に取って、その蠱惑的な世界の色褪せない魅力をお楽しみください。

★本書の特長
1. 発表当時の版元・講談社の協力のもと、全82回の連載を「少女フレンド」の版面から収拾し、完全収録。
2. 版面にはデジタル補正を加え、高精細化。
3. 編集者/研究家の日下三蔵氏による描き下ろしの巻末エッセイを併録。

▼「世にもふしぎな事件」各話タイトルリスト
1 怪物がつかまえにくる!
2 14さいの老婆
3 あそこにもわたしがいる!
4 とけいが一つ鳴ったとき
5 わたしは魔女じゃない
6 わたしはミイラになっている!
7 死人が地下からよんでいる
8 アマゾンの人食いぐも
9 くらやみでわらう少女
10 裁判にかけられた日本の魔女
11 鉄をすいよせる少女
12 わたしは地下が見える
13 水面から怪物の首が!
14 真夜中になぞの火が!
15 大てんぐの声がきこえる
16 わたしにきこえる心の声
17 まよいこんだ百年前のパリ
18 この世に二度生まれたわたし
19 宇宙人が話しかける
20 赤い着物をきた死神の使い
21 のろいをやぶる銀の十字架
22 真珠のゆびわが死をまねく
23 わたしのゆびが奇跡をおこす
24 死人の顔がわらいかける
25 ゆうれいにおびえる少女
26 わたしの千里眼を信じて!
27 死人が少女にのりうつる
28 わたしは死の世界を見た
29 怪物の目が赤く光る
30 おおかみ少女カマラ
31 運命の糸がふたりをむすぶ
32 ゆびで色を見る少女
33 空気の中にきえた少年
34 太陽が火をふくとき
35 神馬レディーの奇跡
36 わたしは人魚を見た!
37 奇跡をよぶいずみの水
38 さばくを走るかもしか少女
39 わたしは宇宙人オーラ
40 白骨がよんでいる
41 ゆうれいの歌声
42 アフリカぞうののろい
43 電子頭脳をもつ少女
44 あの世からの少女の声
45 死んだ少女が絵をかいた!
46 アンリエッタ姫の黒ねこ
47 あくまが少女にのりうつる
48 メリーは天国からの声をきいた
49 かべの中に消えた少女
50 ねむる少女が予言する!
51 空中にうかんだ少女
52 11年間の天気を知っている少女
53 やくそくのバレーシューズ
54 テープレコーダーは知っている
55 電気少女スザンヌ
56 絵からきえた少女
57 船のそうなんを予言した少女
58 人形ののろい
59 死者からきた晴れ着
60 うたうゆうれい少女
61 少女をおそった見えない怪物
62 クリスマスの奇跡
63 生まれかわったふしぎな少女
64 黒いちょうのなぞ
65 ふぶきの中のよび声
66 死んだ母からの手紙
67 ねこの恩がえし
68 宝をまもるミイラの声
69 ばらに助けられた少女
70 かえってきた死体
71 なぞのおくり物
72 おひなさまは知っていた……
73 のろわれた首かざり
74 花をくれたなぞの青年
75 なぞの赤いスキー
76 オーロラ姫にすくわれたバレリーナ
77 死んだ少女からきた花たば
78 母の日に死んだミチ
79 アン・マリー王女となぞの置き物
80 死んだ姉のピアノがうたう
81 死んだ親友がたずねてきた
82 リズが見たまぼろしは?

執筆:斎藤守弘(第1回~44・46・47回)、中岡俊哉(第45回・第48回~82回)
挿絵:石原豪人(第1回~82回)

企画協力:岡里幸助
出版協力:講談社

(c)斎藤守弘 中岡俊哉 石原豪人

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読後レビュー

全1件

  • 分厚い。

    自分は子供の頃に、秋田書店の「世界のウルトラ怪事件」で中岡俊哉さんを知り、中岡俊哉さん関係の書籍を探していた中で石原豪人画伯を知りました。本書ですが、自分の生まれる前の時代の連載で、前期:斎藤守弘さん、後期:中岡俊哉さんの筆致が上述の書籍を読んでいた時代にタイムスリップ出来る内容でした。コンプライアンスがどうのと言われる現代では、妖しさ炸裂のこの記事内容が新たに児童向けに連載される事は無いでしょう。そういう観点で本書が楽しめるのは「戦後昭和の平和な時期に、子供時代を過ごした世代の特権」なのかも知れません。それにしても石原豪人画伯の絵はうまいと言うか、勢いが有って凄いなと思います。興味のある方、お奨めです。 (2025/03/21)

    GOOD!3
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復刊投稿時のコメント

全83件

  • 懐かしさから。子供の頃は何も思わなかったけど、大人になってみると、劇画調の美少女、美女だったんだなぁ…… (2025/05/07)
    GOOD!0
  • 幼いころに魅了されてきた記憶が蘇ってきました。 (2025/05/07)
    GOOD!0
  • 石原豪人先生のフアンです! (2025/05/06)
    GOOD!0
  • 中岡俊哉先生のオカルト書籍が復刊されるのは大変貴重ですので宜しくお願いします (2025/05/06)
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  • 伝説的な著者、挿画家いよる名著。未来の子供達に残したい! (2025/01/10)
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