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レビュー
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日本妖怪図鑑 復刻版
すごい迫力&画力
幼い頃に友人宅で見た驚きの記憶と、且つ(幼少時は気付かなかったのですが)昭和大映の「妖怪大戦争1968」も写真付きで紹介されているとの事で、2025年の再販時に購入いたしました。大よそ満足なのですが、何より石原豪人さんの画力の迫力に「すごい才能だな」と改めて思わされました。今はCGで何でも描けてしまうけど、腕一つ、筆一つでここまで描けてしまうのは、1人の職人として見てもやはりすごい人だと思います。石原さんの画集が出ないかな、と本気で期待します。本書は世代の方なら(値段は高いですが)購入価値は高いと思います。(2025/09/15)
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ウルトラマン <完全版> I
恐怖は甦る。
1978年、朝日ソノラマコミックスから2巻で発行されていた楳図先生のウルトラマン。友達の少年が自分の腕を見せて「僕ももうバルタン星人化してるんだよ」というシーンが当時小学生だった自分にとって恐怖でしかなかったですが、今回拝読し、その恐怖は変わる事無く感じられました。やはり楳図先生は凄い。お奨めです。(2025/06/01)
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現代コミクス版 ウルトラマン 上
初めて拝読
自分が生まれる前のリアルタイム時に発行されていた、本劇画。初めて拝読しました。1966~67年の大らかな時代でのウルトラマン。一峰先生、梅図先生とはまた全く異なるウルトラ世界で、興味の有る方は必読と思います。お奨めです。(2025/06/01)
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ウルトラマン80 UGM超兵器写真集
比較的、鮮明なスチールばかり
ウルトラシリーズ第一期('60年代)、第二期('70年代)に比べ、時代が新しい為か、心なしか滲みの少ない鮮明なスチールばかりでした。スカイハイヤー、シルバーガル(分離したα、β各々のスチールも)、専用車のスカウターS7のスチールは「初公開なのでは?」と思えるものが満載でした。スペースマミーはやや少な目。残念ながらイトウチーフが搭乗していた「エースフライヤー」はスチールが存在しないとの事で記載なしでしたが、それは本書の責任ではありません。ウルトラQを除き、これで昭和ウルトラシリーズは完結ですが、出来ればマイティジャックや、怪奇大作戦、ミラーマン、ジャンボーグA、ファイヤーマンも合本で良いので出版頂けないかな、と祈念します。(2025/04/22)
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’60年代ミステリー画報 「世にもふしぎな事件」
分厚い。
自分は子供の頃に、秋田書店の「世界のウルトラ怪事件」で中岡俊哉さんを知り、中岡俊哉さん関係の書籍を探していた中で石原豪人画伯を知りました。本書ですが、自分の生まれる前の時代の連載で、前期:斎藤守弘さん、後期:中岡俊哉さんの筆致が上述の書籍を読んでいた時代にタイムスリップ出来る内容でした。コンプライアンスがどうのと言われる現代では、妖しさ炸裂のこの記事内容が新たに児童向けに連載される事は無いでしょう。そういう観点で本書が楽しめるのは「戦後昭和の平和な時期に、子供時代を過ごした世代の特権」なのかも知れません。それにしても石原豪人画伯の絵はうまいと言うか、勢いが有って凄いなと思います。興味のある方、お奨めです。(2025/03/21)
復刊リクエスト投票
成田亨画集 [復刻版] BOX
【著者】成田亨
帰ってきたウルトラマン.他
【著者】森藤よしひろ