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徳川幕閣 武功派と官僚派の抗争

藤野保

2,420円(税込)

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著者 藤野保
出版社 吉川弘文館
判型 四六判
頁数 256 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784642075343

商品内容

約260年におよぶ強力かつ長期にわたった徳川幕府権力の基礎は、いかに確立していったのか。
家康から家綱まで、各将軍をめぐる側近政治家の群像に光をあて、多彩な行動や権力・派閥抗争を分析し、初期幕政史を解明。

▼目次
まえがき
I 武功派の時代

--徳川氏と一族・譜代
--三河時代の政治組織
--徳川四天王の活躍
--再編される家臣団
--領国政治の担い手
--覇権確立と武功派の衰退
II 家康・秀忠の側近政治
--大御所と将軍
--家康の側近グループ
--幕藩体制の組織づくり
--権力闘争の激化
--秀忠側近の幕閣支配
--「側近政治」の後退
III 老中政治の展開
--家光をめぐる人々
--生まれながらの将軍権力
--幕閣の確立
--三奉行制と地方支配
--鎮国へ動く群像
--武装した平和
IV 官僚政治への推移
--集団指導の体制
--幕閣首脳の政策論争
--幕政機構の確立
--幕藩体制の仕上げ
--“下馬将軍”の登場
参考文献
幕閣関係略年表
藤野保『徳川幕閣』を読む…高野信治

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