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イタリア料理の誕生

キャロル・ヘルストスキー 著 / 小田原琳 秦泉寺友紀 山手昌樹 訳

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著者 キャロル・ヘルストスキー 著 / 小田原琳 秦泉寺友紀 山手昌樹 訳
出版社 人文書院
判型 四六判
頁数 370 頁
ジャンル 実用書
ISBNコード 9784409510940

商品内容

イタリア料理は「政治」と「空腹」がつくった?
アメリカへ渡った移民の存在と二つの大戦、そして戦後の消費文化が食に及ぼした影響を辿ることで、「イタリア料理」成立の歴史が見えてくる。多様な史料をもとに複雑な食糧政策と庶民の反応を鮮やかに描く、食のイタリア現代史。

「「イタリア料理」、またひいては国民料理とはいかなるものなのかは、それ自体、論争の対象である。しかし、国民的な広がりをもって消費されていることは、そのひとつの重要な契機、指標と位置づけられよう。こうした要素に注目して「イタリア料理」を捉え直し、国や政府の介入に焦点を合わせた本書は、「イタリア料理」の歴史をめぐる議論に一石を投じるものといえる。」(訳者解説より)

▼目次
日本語版はしがき
謝辞
序章
第一章 貧しさにいろどられた食生活と国家統一(1861~1914年)
--第一節 社会問題としての食
--第二節 移民のイタリア料理
--第三節 国民料理へ向けて
第二章 第一次世界大戦と食の国家統制(1915~22年)
--第一節 大戦初期の消極的介入
--第二節 食糧供給の戦時体制
--第三節 欲望の統一
--第四節 食生活と政治の岐路
第三章 ファシズム料理(1922~35年)
--第一節 ファシズム支配の確立
--第二節 国民料理の誕生
--第三節 合意の料理
第四章 軍国社会と節約料理(1935~45年)
--第一節 エチオピア侵略
--第二節 禁欲生活
--第三節 第二次世界大戦
--第四節 食と人口戦争
第五章 「経済の奇跡」と豊かさの挑戦(1945~60年)
--第一節 戦後復興と食
--第二節 大量消費社会の到来
--第三節 イタリア料理の再定義
結論 欠乏料理
エピローグ
訳者解説
訳者あとがき
参考文献

索引

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