ドイツ装甲部隊史 1916-1945
ヴァルター・ネーリング 著 / 大木毅 訳
著者 | ヴァルター・ネーリング 著 / 大木毅 訳 |
---|---|
出版社 | 作品社 |
判型 | A5・上製 |
頁数 | 448 頁 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784861827235 |
商品内容
本書を抜きにして、第二次大戦を語れない不朽の古典。
本書は、日本でもっとも人気があるドイツ装甲部隊の歴史をまとめ、この分野では、必ず紐解かれる古典である。
ドイツ装甲部隊の指揮官であったヴァルター・ネーリング大将(1892~1983年・ドイツ・アフリカ軍団長や第四装甲軍司令官を務める)が、戦後に研究を重ねて上梓、英米やソ連でも高い評価を得た。
第二次世界大戦のみならず、第一次世界大戦におけるドイツ戦車隊の戦い、ヴェルサイユ条約の制限下での装甲部隊の運用思想と技術の発展なども、論述対象となっており、ドイツ装甲部隊史を研究する際に不可欠な文献となっている。
また、付録として、詳細な資料も収録されており、日本におけるドイツ軍事史の理解を深める、重要な文献である。
▼著者プロフィール
ヴァルター・ネーリング(1892~1983年)
ドイツの軍人。第二次世界大戦中は装甲(戦車)部隊指揮官を務めた。最終階級はドイツ国防軍装甲兵大将。
ドイツ装甲部隊の父ともいえるグデーリアンとともに、最初期から装甲部隊育成にかかわる。
第二次世界大戦中は、東・西戦線で活躍。
アフリカ戦線では、ロンメルと共に戦い、その手腕を認められる。
戦後は、軍事研究の第一人者として、活躍。本書を含む多数の著作は、ドイツのみならず、世界でも読まれ、装甲部隊に関する古典として読み継がれている。
読後レビュー
全2件
-
名前は知れども
ドイツ機甲師団、よく見聞きする名ですが、実際はどのようなものであったのか把握できていない人が多いのではないでしょうか。かく言う私も歴史、軍事の雑誌で見聞きした知識しかなく、「そうなのか」「こうあるからきっとそうなのだろう」という漠然としたものでしかありませんでした。グーデリアンと共に創設期から中心的人物のヴァルター・ネーリングが書き記した著作だけに実態を詳らかに解説されており、資料としても貴重な作品だと思います。第二次世界大戦や軍事についてだけでなく、組織の構成して上手く機能させるヒントがあるやもしれないと個人的には印象を抱きました。ただ、ドイツは敗戦しただけに、それと同じ道を辿らないように教訓も得ないといけませんが。 (2018/08/29)
-
何げない一冊が
たまたま手にとった一冊が、そこから様々なことに興味を抱かせてくれる一冊です。読めば読むほど一つ一つの意味や光景、また背景を知りたくなる、深い本です。 (2018/08/26)
おすすめ商品
-
【バーゲンブック】戦艦大和 最期の証言 総集編
税込 674円
-
【バーゲンブック】ニイハウ・ゼロ 帰還できなかった零戦の記録
税込 1,925円
-
名刀甲冑武具大鑑
税込 59,400円
-
亜鉛の少年たち アフガン帰還兵の証言 増補版
税込 3,520円
-
日本古典風俗辞典
日本古典風俗辞典
税込 1,496円
-
かこさとし 子どもたちに伝えたかったこと
かこさとし 子どもたちに伝えたかったこと
税込 1,650円
-
増補新版 プーチンとロシア革命 百年の蹉跌
増補新版 プーチンとロシア革命 百年の蹉跌
税込 1,980円
-
特典付
帰ってきたウルトラマン MAT超兵器写真集
税込 6,050円
-
事典 太平洋戦争と子どもたち
税込 2,420円
-
幻の第5世代戦闘機 YF-23マニアックス
税込 2,750円
-
氷上旅日記 新装版 ミュンヘン-パリを歩いて
税込 3,080円
-
米露諜報秘録 1945-2020 冷戦からプーチンの謀略まで
税込 3,300円
支払い / 配送方法
送料は全国一律380円(税込)です。代金引換をご利用の場合、配送手数料とは別に代金引換手数料300円(税込)が別途必要になります。
かいこなつか