東松照明写真集「新編 太陽の鉛筆」
伊藤俊治 今福龍太 編著
9,900円(税込)
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- 太陽の鉛筆
著者 | 伊藤俊治 今福龍太 編著 |
---|---|
出版社 | 赤々舎 |
判型 | 258.5×226mm |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784865410426 |
商品内容
戦後日本を代表する写真家・東松照明。
40年を経て新たに蘇る最高傑作ついに刊行!
『新編 太陽の鉛筆』は、『太陽の鉛筆 1975』と『太陽の鉛筆 2015』の二分冊によって構成されます。
『太陽の鉛筆 1975』は、既に絶版となって久しい、初版『太陽の鉛筆』(1975年・毎日新聞社刊)を新たな装いで書籍化したもの。
一方、『太陽の鉛筆 2015』は、基本的に初版『太陽の鉛筆』以後の既発表・未発表の作品のなかから103点の写真を選び、『太陽の鉛筆』に込められた南方への眼差しを引き継ぐ新たな編集意図によって配列し、2人の編者による論考を付したものです。
東松照明の代表作『太陽の鉛筆』は、東松が1969年に沖縄と出会って以来、強靭かつ広大な精神の領域によってアメリカニゼーションを拒み続ける姿に魅せられ、沖縄、八重山諸島や宮古島の祭祀や風俗をテーマに、人々の生と豊かな精神文化を精力的に撮影したもの。その視線は日本という枠を超えて東南アジアへと展開し、歴史や土地の制約からの自由を求める人間の脱領土的で群島的な想像力が、イメージとして結実しています。
本書は、『1975』『2015』の2冊により、歴史化された作品の、写真と思想の可能性を今に呼び出す画期的な試みです。
▼商品仕様
◇258.5×226×36.5mm/2冊組み/並製・ケース入り
『太陽の鉛筆 1975』257×227mm/本文280頁/写真228点
『太陽の鉛筆 2015』257×227mm/本文152頁/写真103点
デザイン:近藤一弥(こんどう かずや)
▼イメージ画像:(クリックで拡大します)
▼著者紹介
東松照明(とうまつ しょうめい)
1930年生。戦後日本を代表する写真家のひとり。岩波写真文庫をへてフリーランスとして活躍。1961年に長崎を取材し、土門拳らとの共著『hiroshima-nagasaki document 1961』を刊行。同書で第5回日本写真批評家協会作家賞を受賞。1972年に沖縄に移住し、沖縄の島々に東南アジアでの撮影も交えた『太陽の鉛筆』(1976年)を発表。同書で毎日芸術賞、芸術選奨文部大臣賞を受賞。以降精力的に国内外で活躍。2012年生没。
今福龍太(いまふく りゅうた)
東京都生まれ。文化人類学者・批評家。東京外国語大学大学院教授。山口昌男の影響のもと、いちはやく狭義の文化人類学から周辺諸領域へと越境し、従来の学問の枠に収まらない自在な筆およびフィールドワークで独自の世界を構築する学者である。
伊藤俊治(いとう としはる)
秋田県生まれ。美術評論家、写真評論家、美術史家。東京芸術大学美術学部先端芸術表現科教授。翻訳を含め、特に内外の写真史においても著書を多数刊行している。
40年を経て新たに蘇る最高傑作ついに刊行!
『新編 太陽の鉛筆』は、『太陽の鉛筆 1975』と『太陽の鉛筆 2015』の二分冊によって構成されます。
『太陽の鉛筆 1975』は、既に絶版となって久しい、初版『太陽の鉛筆』(1975年・毎日新聞社刊)を新たな装いで書籍化したもの。
一方、『太陽の鉛筆 2015』は、基本的に初版『太陽の鉛筆』以後の既発表・未発表の作品のなかから103点の写真を選び、『太陽の鉛筆』に込められた南方への眼差しを引き継ぐ新たな編集意図によって配列し、2人の編者による論考を付したものです。
東松照明の代表作『太陽の鉛筆』は、東松が1969年に沖縄と出会って以来、強靭かつ広大な精神の領域によってアメリカニゼーションを拒み続ける姿に魅せられ、沖縄、八重山諸島や宮古島の祭祀や風俗をテーマに、人々の生と豊かな精神文化を精力的に撮影したもの。その視線は日本という枠を超えて東南アジアへと展開し、歴史や土地の制約からの自由を求める人間の脱領土的で群島的な想像力が、イメージとして結実しています。
本書は、『1975』『2015』の2冊により、歴史化された作品の、写真と思想の可能性を今に呼び出す画期的な試みです。
▼商品仕様
◇258.5×226×36.5mm/2冊組み/並製・ケース入り
『太陽の鉛筆 1975』257×227mm/本文280頁/写真228点
『太陽の鉛筆 2015』257×227mm/本文152頁/写真103点
デザイン:近藤一弥(こんどう かずや)
▼イメージ画像:(クリックで拡大します)
▼著者紹介
東松照明(とうまつ しょうめい)
1930年生。戦後日本を代表する写真家のひとり。岩波写真文庫をへてフリーランスとして活躍。1961年に長崎を取材し、土門拳らとの共著『hiroshima-nagasaki document 1961』を刊行。同書で第5回日本写真批評家協会作家賞を受賞。1972年に沖縄に移住し、沖縄の島々に東南アジアでの撮影も交えた『太陽の鉛筆』(1976年)を発表。同書で毎日芸術賞、芸術選奨文部大臣賞を受賞。以降精力的に国内外で活躍。2012年生没。
今福龍太(いまふく りゅうた)
東京都生まれ。文化人類学者・批評家。東京外国語大学大学院教授。山口昌男の影響のもと、いちはやく狭義の文化人類学から周辺諸領域へと越境し、従来の学問の枠に収まらない自在な筆およびフィールドワークで独自の世界を構築する学者である。
伊藤俊治(いとう としはる)
秋田県生まれ。美術評論家、写真評論家、美術史家。東京芸術大学美術学部先端芸術表現科教授。翻訳を含め、特に内外の写真史においても著書を多数刊行している。
読後レビュー
復刊投稿時のコメント
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