小説集 真田幸村
末國善己 編
著者 | 末國善己 編 |
---|---|
出版社 | 作品社 |
判型 | 四六判・上製 |
頁数 | 352 頁 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784861825569 |
商品内容
武田信玄に臣従して一族仲興の祖となった祖父・幸隆、その智謀を豊臣秀吉に讃えられた父・昌幸、そして大坂の陣に“真田丸”を死守して徳川家康の心胆寒からしめた幸村。
戦国時代末期、真田三代と彼らに仕えた異能の者たちの闘いを描く、短篇小説集!
▼目次
南原幹雄「太陽を斬る」
海音寺潮五郎「執念谷の物語」
山田風太郎「刑部忍法陣」
柴田錬三郎「曾呂利新左衛門」
菊池寛「真田幸村」
五味康祐「猿飛佐助の死」
井上靖「真田影武者」
池波正太郎「角兵衛狂乱図」
▼「編者解説」より抜粋
坂冬の陣では、大坂城の弱点に出城・真田丸を築いて徳川の大軍を翻弄。夏の陣では、3500の兵を率いて敵の本陣に突撃、三方ヶ原の戦い以来となる徳川の馬印を倒し、家康をあと一歩のところまで追い詰めた真田幸村は、戦国時代を代表する名将として現在も高い人気を誇っている。戦国を駆け抜けた真田家の興亡は、幸隆、昌幸、幸村の三代として語られることが多い。これに倣い本書『小説集 真田幸村』は、幸村を中心にしながらも、真田家を興した幸隆の時代から、昌幸を経て、幸村が死んだ大坂の陣までを全八作の短篇でたどれるよう傑作をセレクトした。
読後レビュー
全3件
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真田幸村とは
2016年の大河ドラマの主役である、真田幸村(信繁)ですが、一部の歴史好きのなかでは、神のようにあがめられている存在でもあります。その真田幸村を独自の視点で書かれている小説です。歴史好きには必読の1冊です。 (2018/03/20)
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小説集 真田幸村
全て、読んでませんし、抜粋してところしか読んでいませんが、面白いです。真田は信濃北部の豪族で、戦乱の世を、幸隆・昌幸が巧みに、生き残り、信幸が家を守り抜き、幸村が武名を上げました。 (2017/08/04)
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読み応えたっぷり
名だたる作家たちによる短編集で、いずれも傑作揃い!
他ではちょっとお目にかかれない、様々な"真田幸村像"を、まとめて堪能する事ができました。贅沢な一冊です。 (2016/08/03)
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