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地震災害と地震学 被害・観測・研究の1400年

松浦律子

地震災害と地震学 被害・観測・研究の1400年

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著者 松浦律子
出版社 吉川弘文館
判型 A5
頁数 240 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784642016766

商品内容

古来、大地震で甚大な損害を被ってきた日本。1880年に世界初の地震学会が結成されて以来、日本の地震学は独特の展開を辿っている。
有史以来、約1400年に及ぶ地震と人々との関わりを追い、被害地震に伴って歩んできた地震研究の実態を、理学の視点を中心に、海外の研究も織り交ぜながら歴史的に振り返る。津波被害や原発関連のコラムも収める。

▼目次
プロローグ -地震被害の歴史-
I 地震観測の実現

--(1)地震観測事始
--(2)黎明期の地震学
--(3)ヨーロッパのSeismologyの展開
--(4)アメリカのSeismologyの展開
--(5)国際的地震観測網の歴史
II 日本の大学での地震学
--(1)東京大学地震学教室
--(2)京都大学の地球物理学の歴史
--(3)東北帝国大学の地震学の歴史
コラム 1891年濃尾地震の有名な水鳥の地表地震断層から考える
III 戦前の地震学

--(1)震災予防調査会
--(2)1923年関東地震と地震学
--(3)中央気象台の地震観測
--(4)戦時下の地震学
--(5)占領下の地震学
コラム 武者氏の地震史料収集
IV 戦後の地震学

--(1)戦後体制の浸透
--(2)エレクトロニクスの恩恵
--(3)地震予知研究計画の開始
--(4)地震予知連絡会の設立
コラム 日本の津波被害
V 高度成長期の地震学

--(1)地震研究所紛争
--(2)ショルツ理論の登場
--(3)伊豆半島の隆起
--(4)想定東海地震の提唱
--(5)西相模湾断裂仮説と小田原地震切迫説
--(6)1978年宮城県沖地震
--(7)1983年日本海中部地震
--(8)1984年長野県西部地震
コラム 震源域至近での地震動について
VI 平成以降の地震と地震学

--(1)1993年北海道南西沖地震
--(2)阪神淡路大震災の発生
--(3)地震調査研究推進本部の設立
--(4)活断層への注目
--(5)2003年十勝沖地震の発生
--(6)2004年中越地震と2007年中越沖地震の発生
--(7)2008年岩手宮城内陸地震の発生
--(8)2011年東日本大震災の発生
--(9)津波への注目
--(10)2016年熊本地震
コラム 原発と地震学
VII 地震の原因論の歴史

--(1)近代以前の地震観
--(2)活断層という概念の登場
--(3)初期の地震学者達の説
--(4)発震機構の時代
--(5)ダブルカップルかシングルカップルかの国際的論争
--(6)転位(ディスロケーション)論の時代
--(7)プレートテクトニクスの登場
--(8)地震発生の物理学の誕生
コラム 大地震発生はサイコロ賭博か
VIII 現在の地震学の状態

--(1)2024年能登半島地震
--(2)大学法人化と学術研究
--(3)これからの地震学
付録 震災予防調査会の設立目的と現時点での学問の到達点と
あとがき
参考文献

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