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物語る日本刀 村正、蜻蛉切、桑名江と桑名ゆかりの刀剣

杉本竜

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著者 杉本竜
出版社 創元社
判型 B5変
頁数 120 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784422710303
商品内容
武器、美術品、歴史を語る文化財--日本刀にはいくつもの顔がある。
本書では「刀は怖い」「どれも同じに見える」という来館者の声に真摯に向き合ってきた博物館学芸員が、村正、蜻蛉切、桑名江をはじめ、桑名ゆかりの刀剣をとおして、その背後に見え隠れする人々の物語を典拠に基づき描き出す。刀剣に馴染みの薄い読者にも一六世紀以降の日本刀の歴史と魅力をわかりやすく伝える一冊。

▼目次
はじめに
第1章 武器輸出国・日本

--日明貿易への道のり
--日明貿易における刀剣
--描かれた日本刀
--日本刀の価格
第2章 鍋島勝茂と妙法村正
--村正の出自と桑名での作刀
--北伊勢の情勢
--妙法村正
--鍋島勝茂
--小城鍋島家
--小城鍋島家の御道具伝来
--延宝八年の本家と分家関係
--江戸時代における「村正」のイメージ
--おわりに
第3章 本多忠勝と蜻蛉切
--遊就館の蜻蛉切
--本多家の系譜
--本多家の重宝
--本多能登守家の蜻蛉切
--蜻蛉切の写し
--もうひとつの蜻蛉切
--平等院の蜻蛉切
--本多忠勝と桑名正宗
第4章 本多忠正と桑名江
--天下三作・江
--所持者・本多忠政
--諱について -家忠と忠政
第5章 松平定信と刀剣 -手柄山正繁と「鳴神」
--手柄山
--松平定信と《鳴神》
第6章 稲妻雷五郎と固山宗次
--固山宗次
--水心子正秀と加藤兄弟
--宗次と備前伝
--宗次の仕官時期
--備前介受領
--相撲と刀剣
--第七代横綱・稲妻雷五郎
おわりに
参考・参照文献


▼著者プロフィール
杉本竜(すぎもと りゅう)
1974年大阪府門真市生まれ。幼少より博物館や城跡に連れて行かれ歴史に興味を持つ。大阪府立四條畷高校を卒業後、博物館の学芸員を目指し関西大学文学部史学地理学科へ。その後、立命館大学大学院文学研究科に進学、日本近代史を専攻する。2002年、北九州市立小倉城庭園博物館に嘱託学芸員として就職。陶磁器の魅力にどっぷりと浸かると共に小倉競馬に親しむ。2004年より桑名市博物館学芸員として奉職。幕末の桑名藩、刀工・村正、本多忠勝といった桑名ゆかりの研究フィールドと向き合う日々を送る。2017年、第11代桑名市博物館館長に就任。著作として「軍馬と競馬」(菅豊編『人と動物の日本史3』所収、吉川弘文館、2009)、『近代日本の競馬』(創元社、2022)、『これから学芸員をめざす人のために』(創元社、2023)などがある。

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