角運動量の基礎理論
M・E・ローズ / 山内恭彦 森田正人 訳
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著者 | M・E・ローズ / 山内恭彦 森田正人 訳 |
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出版社 | みすず書房 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784622025207 |
商品内容
角運動量理論の入門書。基礎理論と、原子物理学、核磁気共鳴、素粒子の相互作用への応用を解説。
角運動量の理論は、原子核および原子核構造の物理理論の発展にとってきわめて重要な役割を果してきた。それは、実験技術の改良によって核反応における角分布や、連続して放射される輻射の角度相関の測定が可能になったことと関係している。この新理論は、原子核能率に関する問題の定式化に成功するなど、現代物理学における重要な位置を占めるにいたっている。
角運動量理論は高度に形式的なものであるが、その基礎は群論とテンソル代数とにある。この理論の数学的・物理的な構成は本書第I部で詳述され、第II部はその広範な応用の解説にあてられている。
本書では、角運動量の理論が初等的に解説されており、また比較的常識化している量子力学の知識との融和が試みられている。そのため本書は、原子物理学、核磁気共鳴、原子核の構造と反応、素粒子の相互作用や分類など、物理学の広範な分野に適用されている数学的方法を理解するための入門書として好適であろう。
M.E.ローズ教授は、ウーレンペックの指導の下にミシガン大学を卒業後、プリンストン高級研究所、コーネル大学、オークリッジ国立研究所、バージニア大学などで原子核反応に関する研究にたずさわり、1967年急逝した。原子核整列の方法の創始者として、サイクロトロンの研究者としてとくに著名である。
角運動量の理論は、原子核および原子核構造の物理理論の発展にとってきわめて重要な役割を果してきた。それは、実験技術の改良によって核反応における角分布や、連続して放射される輻射の角度相関の測定が可能になったことと関係している。この新理論は、原子核能率に関する問題の定式化に成功するなど、現代物理学における重要な位置を占めるにいたっている。
角運動量理論は高度に形式的なものであるが、その基礎は群論とテンソル代数とにある。この理論の数学的・物理的な構成は本書第I部で詳述され、第II部はその広範な応用の解説にあてられている。
本書では、角運動量の理論が初等的に解説されており、また比較的常識化している量子力学の知識との融和が試みられている。そのため本書は、原子物理学、核磁気共鳴、原子核の構造と反応、素粒子の相互作用や分類など、物理学の広範な分野に適用されている数学的方法を理解するための入門書として好適であろう。
M.E.ローズ教授は、ウーレンペックの指導の下にミシガン大学を卒業後、プリンストン高級研究所、コーネル大学、オークリッジ国立研究所、バージニア大学などで原子核反応に関する研究にたずさわり、1967年急逝した。原子核整列の方法の創始者として、サイクロトロンの研究者としてとくに著名である。
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