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オーストリア辺境の旅

渡辺 佐

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聖フロリアンの鐘
著者 渡辺 佐
出版社 サンライズ出版
判型 A5
ジャンル エンタメ
ISBNコード 9784883254231

商品内容

朝比奈隆率いる大阪フィルハーモニー交響楽団、初の欧州公演の記録「聖フロリアンの鐘」。名演ブルックナー交響曲第7番の誕生秘話が新訂版で甦る。また、モーツァルトやベートーヴェンの遺跡ほか、中世ヨーロッパの面影を残すオーストリア辺境の歴史遺産を訪ねる。

第一部は復刊が待たれていた名ルポ「聖フロリアンの鐘」新訂版。第二部ではウィーンの森の奥を訪ね、知られざる中世ヨーロッパの歴史をひもとく。毎日新聞論説委員、大阪芸術大学教授を歴任した著者のライフワーク。

目次

■第一部 聖フロリアンの鐘(新訂)

1 一通の航空便/遙かなるヨーロッパ/ふくらむ期待
2 プランはできた/暗雲・石油危機/矢は放たる
3 指揮者造反/八方ふさがり/ブルックナーに賭ける
4 五人の音楽ファン/頼みの綱も/あと三〇〇〇万円!
5 募金をしよう/拡がる善意の波/曙光
6 悲劇の前兆/予算は承認されたが/沈黙のトランペット
7 ヨーロッパ下検分/中傷─李下に冠を正さず/競艇が助け舟
8 出発/微笑むレマン湖/スケルツォ
9 聖フロリアン修道院/エピローグ

■第二部 ウィーンの森の奥の物語

プロローグ
1 北の森の大作曲家たち
モーツァルトの遺跡捏造/ベートーヴェン遺書の家の疑問
ワインの町の謎の家/死の前年も北の森へ
2 森と石と豪族と
ヴァルトフィアテルとワインフィアテル/森の奥から海の幸、石の幸
ウィーンのセレブ憧れの貴石/異端者の町と城/ローゼンブルク城の惨劇
難攻不落の二城砦/霧雨に煙る亡命者の町/ゲマインデからマルクトへ
3 プランガー探訪
晒しの刑罰/その起源 大樹信仰の名残りか/裁判権のシンボル
ドイツ語圏最大のプランガー/騎士か死刑執行人か
さまざまな付属物/二時間晒された無実の娘/絞首台も残っている
4 勝者の驕り、敗者の悲惨
メーレンの十字架/処刑農民の石像

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復刊投稿時のコメント

全4件

  • 大阪のシンホニー オーケストラが、海外への演奏旅行に行く事の難しさ
    また、常に財政難に悩まされる苦しさ、朝比奈さんが切望されていく過程そしてブルックナーSY7番、聖フロリアンでの楽章が終わった後の鐘の音。そんなロマンチック体験の過程を示している本だから。朝比奈を忘れない為にも復刊して欲しい。 (2009/10/20)
    GOOD!1
  • 朝比奈氏が大阪フィルの海外公演を実現するために経済界や市民と共に支援の輪を広げて、ヨーロッパ公演を成功に導いた功績は今後の交響楽活動の推進に与える影響が大きい。ぜひ復刊頂いきたい。 (2009/07/19)
    GOOD!0
  • ブルックナー7番の名演のドキュメントをぜひ (2007/07/18)
    GOOD!0
  • 朝比奈・大フィルがいかにして75年の奇跡の名演をなしとげた演奏旅行にこぎ着けたかの貴重なドキュメンタリー。写真も豊富でファン必携の1冊なので是非読みたい。 (2006/11/27)
    GOOD!0

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