思っていたものとは違ったが

カラーパレット中心の網羅されている色見本帖みたいなものと思って購入したのですが、中身は読み物中心とした本でした。
しかし、参考写真も全てカラーであり、読み物としては読みごたえたっぷりの一冊となっているので、これはこれでありだったのではないかな、と思っています。
一応、最終ページに色見本のカラーパレットも載っていますし、総合的に考えても面白かったです。

是非とも一冊は持っておきたい

画力の向上を図って購入を決意しました。
普段は原画集を買うことは滅多にないのですが、電脳コイルが好き、というのと画力向上に役立つ、ということで購入しました。画力を磨く点ではもちろんのことすごく役立ちますが、キャラの動きが細かく、また表情も豊かであり、見ていてもとても楽しめるものです。
電脳コイルが好きな方は当時の思い出も鮮明に蘇ってくるのではないでしょうか。また、画力や資料という意味でもきっと役立つと思います。

往時のスウェーデンに想いをはせて

ＳＤＧＳの現代でこそ様々に語られるが、翻訳時は神秘なイメージにまとわれた、ちょっと謎めいた国だったスウェーデン。
今作は、まだ後進国で貧しかったであろうスウェーデンの豊かな自然と美しい風土、陰影に富んだ街並みなどのイメージを私に膨らませてくれる。
中年の悲哀と陰鬱を身にまとうマルティン・ベックと、魅力的な同僚たちに魅せられて、一気に全10作を読んでしまった。特に人間味あふれるレンナルト・コルベリ刑事のキャラが大好き。作品としては8作目の「密室」がユーモア、アイロニーに富み、どこか痛々しかったベックの人物像がレアという理想的なパートナーに出会うことで、彼の閉塞感を救い出す兆しを感じさせてホッとする一作だ。
とても期待した新訳シリーズも途中で打ち切られてしまった。何とか死ね前に新装版のマルティン・ベック全10作を見たい。

復刊されました、と言ってもいいのでしょうか…

2022年12月12日に好学社さんから刊行された
「どんないえにすみたい？」
が
「だれのおうちかな」
と同じものだと思います。

http://www.kogakusha.com/book/どんな-いえに-すみたい？/

無垢な詩魂

鎌倉右大臣・源実朝の和歌集。
「作品と作者は別」と考える方もおられるでしょうが、本作に関しては無視できないでしょう。
源頼朝の次男である筆者は武家の代表であり同時に歌人でもありました。定家の指導を受けつつ歌の才能を開花させていきます。
歌の多くは万葉集、古今集、新古今集から直接の影響を受けた（数句だけ取り替えただけのものもある）ものが大半ですが、中には実朝の独自性が発揮されたものもあり正岡子規や斎藤茂吉から絶賛されたのも納得です。
本書は確認できる実朝のすべての和歌が収録されており注釈も問題ないと思います。実朝の詩魂に触れましょう。

オリジナル版第１０巻の乱丁について

私のところに届いた第１０巻の「アリ事件の巻」にも、ページの順番が逆になっているという乱丁がありました。コマ番号も変えていたので、「少年」連載時の乱丁を意図的にそのまま再現したものと思われますが、連載終了後に出版されたカッパコミクスやサンデーコミックス、復刊ドットコムの復刻大全集、その他の単行本では、いずれもページの順番を正しく直していますので、わざわざ今回に限って、連載当時の乱丁を再現して読みづらくした理由がさっぱりわかりません。他の漫画作品の復刻でも連載当時の乱丁をそのまま再現した事例はあるのでしょうか。復刊ドットコムの編集部には納得のできる理由を説明してくださるようお願いいたします。

折り返しの第10巻

第10巻は『超人間ケリーの巻』から『アリ事件の巻』。ケリーとジョンソン兄弟のエピソードは何回読んでもその悲劇的な結末は衝撃的で悲しい。

尚、アリ事件のP.430とP.431は順序が逆になっています。コマ番号も間違っています。今後のためにも修正をお願いします。

カラーページや2色ページはきれいなんですが相変わらずベタ部分が水玉模様のようになっている箇所があり、今回は鉄人やギルバードのボディに見られて目立ちます。復刻大全集では比較すると水玉模様にはなっていませんでした。指摘はやめようと思っていましたが今回ちょっと目立っているので最後の指摘をさせていただきます。

ジブリパークの基本が、解りやすい

愛知博で「サツキとメイの家」があって行きたかったが、沖縄に転勤になってしまった為、行くことは出来なかった。
　今回、ジブリパークが出来ることを知り、今度こそは行きたいと楽しみにして、関連のＴＶ番組等は、よく観ていたが、具体的なジブリパークを、今ひとつイメージできなかった。この"ガイドブック”により、具体的にイメージすることが出来た。そして、何処から、どう回ろうか、と楽しく計画をしている。
　後は、休みが何時とれるかなんだけど・・・

鉄腕アトム1

今まで見た事がないアトムのカラーページに感動です。さすが復刊ドットコムです。これからもオリジナル版の復刻をお願いします。

復刻大全集かトレジャーBOXでの刊行を期待していたのですが...

作品自体かなり面白いのですが、知名度や人気から言って「復刻大全集（復刊ドットコム）」は無理でも、「トレジャーBOX（国書刊行会）」仕様か「限定BOX（小学館クリエイティブ）」仕様での刊行を期待していたのですが...やはり、A5版での収録は抵抗があります。読みやすさを前面に押し出されてますが、この商品を買う層は、B5版とB6版の交互読みなんて全く不便だなんて思わないと思いますよ。時代感や本物感を第一にしていると思います。特典ですが、「ポスター（四つ折り）」の需要や期待度はあるのかなー？貼って楽しむという人が果たしているのか？うーん、疑問ですね。それよりもカラー表紙の複製原画を追加して枚数を増やすとか、あるいはアニメの設定資料集なんかの方がレア感があって良いのでは？

国家による経済政策が議論されている今こそ読みたい

人間の理性を信じていないから自由経済により官僚の介入を排するハイエクと、それに対して人間理性を信じているから自由経済を支持するフリードマン。
自由主義経済の二巨頭の差異について考えるための重要な書籍。

待っていました。

本編には無い場面なのに怪獣図鑑などでお馴染みの名場面に直筆サイン入り。
これが1番欲しかったのは私だけではないはず。
アンヌ隊員ファンには貴重なお宝アイテムです。

当時は買えなかった

近くの書店にも売っていなかった本です。
読んで見たいと思います。
新品なら欲しいですね。

ペガッサ星人

昔から、よく雑誌等に掲載されて見る機会の多かった場面で、むしろ本編よりも強く印象に残っています。
アンヌ隊員とペガッサ星人の対比は、文字通り「美女と野獣」で、一度見たら忘れない強いインパクトがあります。
今回、改めてポスターのサイズに拡大された写真を見て目を引いたのは、アンヌ隊員の目の前と奥にある棚の上に配置された２体の人形。
誰のアイデアによるものか、また当時一般に市販されていたものなのか、それともスタッフ手作りのオリジナルか。
ちょっと気になってきました。

ナイスカット

大変素晴らしい商品です。
ありがとうございました。

今後もお願い致します

ヒーローメモリアルと同じ様に主役の方の商品も期待しています。

たいへん嬉しいです。

ひし美ゆり子さんの大ファンなので 即購入申込みをしました。今後も、良い商品を期待致します。

感無量です。

アンヌ隊員はずっと憧れ。（ver.1)と同じですが!感無量です。

ずっと憧れです。

アンヌ隊員はずっと憧れです。まさかこんな商品が出るなんて感激です。

死を見つめて

現代人は生を中心として物事を捉えていたのに対し、中世の人々は死を中心に物事を捉えていたのかもしれません。それは死が身近であり、いかに死ぬか（往生するか）は重要事でした。
そして学識も修行も必要なく一心に念仏を唱えることで往生できるという専修念仏の教えはどれほど当時の人々の救いになったでしょう。私の家は真言宗ですが、本作の言葉は心に響いてきましたし、自宗を見直すきっかけになりました。
さて2019年から始まった新型コロナ感染症で現代人も再び死が身近になったように感じます。いま一度、生と死を焦点とした楕円思考（末木剛博著『東洋の合理思想』参照）で物事を捉え直す時期に来ているのかもしれません。なぜなら現代人も「死」を避けられないのですから。