モーツァルトなどの評伝で卓越した洞察力を示した著者が、バッハからシェーンベルクに至る近代音楽の流れを考察し、現代音楽の行方にも言及する。

人間は何を原因として崇高と美を感じるのだろうか。現代へとつながる新しい美学のカテゴリーの提示。 『フランス革命の省察』を著わしたイギリスの政治家、バークの実質的な処女作であり、唯一の美学論考である...

吉田拓郎の出現は衝撃だった。「イメージの歌」で登場、「結婚しようよ」「旅の宿から」「人間なんて」と７０年代、多くの若者が拓郎の歌に熱狂し、ギターは爆発的に売れ、フォークがメジャーになった。拓郎はどのよう...

ジャズとはなにか？──この本を読めばわかります。日本最高のジャズ評論家によるジャズ史の古典的名著、ついに新装復刊！　誕生からスイング、ビ・バップ、クール、フリーまで、ジャズの歩みと本質を生き生きと描く—...

ディルタイの芸術観を集約する代表的論文集で，一八九二年に発表された．近代美学における十七，十八，十九世紀の三期の特徴を明解に跡づけて，その歴史的帰結から当時における美学の課題を明らかにしようとする．特に...

約３０年ぶり待望の復刻版が遂に登場。 「音楽は私の場合何らかの倫理観と結びつく芸術である。私は自分のいやらしいところを随分知っている。それが音楽で浄化される。苦悩の日々、失意の日々、だからこそ私は...