憎しみの連鎖を断ち切るためには、実証的に知ることが必要だ 盧溝橋事件による日中戦争開始から約三週間後の一九三九年七月二九日。 北京にほど近い通州で、日本の傀儡政権である「冀東政権」麾下の中国人部...

古代遺跡、オーパーツ、神話・伝説、神秘学… 世にあまたある謎と不思議を網羅。まさに不思議世界の百科全書である。 古代遺跡、超古代文明、、オーパーツ、宇宙考古学、神話・伝説、神秘学、魔術、…世にあまたあ...

アウグスティノ修道会士が精力的に収集し総合した、十六世紀中国（明王朝）の全体像。 豊沃な土地、勤勉な民衆、完備された政治制度をもつ中国を大王国としてリアルに描きだす、西欧人の中国認識の基礎となった書物...

和辻哲郎が「殆んど驚愕に近い感じを受けた」と述べた、イエズス会士ホセ・デ・アコスタ（一五四〇-一六〇〇）による、新世界に関する最初の科学的報告。 上巻では新大陸の気象、地形、動植鉱物等を詳述する。

イエズス会士ホセ・デ・アコスタによる、新世界に関する最初の科学的報告。 下巻では、新世界における偶像崇拝、信仰、文字、暦、社会制度、戦争等について詳述する。 無名征服者による「ペルー征服記」を併収。...

ポルトガル大使トメ・ピレスによる一大地理書。 マレー、スマトラ、ジャワ、香料群島、中国、日本、インドなど、十六世紀前半、香料貿易を独占しようとしたポルトガル王家が秘匿したアジア地域に関する一大記録。

コロンブスの新世界到達、マゼラン船団の世界周航、ガマのインド航路開拓、バルボアの大平洋発見、「新大陸」の存在を確認したアメリゴ…。航海者たちの野望、執念と、近代史の変動を決定した大航海時代の幕開け。

アズララ『ギネー発見征服史』とカダモスト『航海の記録』を収録。 前者は西アフリカへの航路を開拓したポルトガルの航海王子エンリケの功績を詳述。カダモストは、エンリケの勧誘に応じ西アフリカを航海したヴェネ...

彼らは何者だったのか--- 古代中東・地中海地域・ヨーロッパに存在し、巨大文明の陰で歴史に埋もれていった40の失われた民族を、明解な地図と多数図版を用いて解き明かす。

旧ユーゴスラヴィア（現セルビア）に生まれ、子供の頃から実際に書き換えられる国境や境界線を目の当たりにしてきた生粋の境界マニアによる、複雑で普通ではない、人間が引いた国境・境界を集めた世界地図集。 飛地...

パンと武器のために立ち上がれ！ 「自由・平等・友愛」の社会を目指したフランス革命は女性たちにとって何を意味したのか。 政治に覚醒した市井の女性たちの「リアル」を明らかにする。 フランス革命期の...

中国史上最初の皇帝となった秦の始皇帝。彼が眠る始皇帝陵の地下宮殿は、2200年以上もの間、立ち入られることなく、その様相を知る手がかりは永らく司馬遷の『史記』など歴史書のみだった。 近年、陵墓の周辺や...

戦時下の英国を率いた元首相チャーチルが語る大叙事詩。ノーベル文学賞をもたらした全6巻の主著を、74年ぶりに原典（1948～54年）からの新訳でおくる（年1巻）。第1巻は1919年の第一次世界大戦の講和会...

「私には血と骨折りと涙と汗しか、差し出すものがありません」（1940年5月13日、英議会）。 本巻は40年5月から12月までを収録。チャーチルの首相就任と時を同じくして、独軍がオランダ、ベルギーに侵攻...

帝国主義の様相を、流麗な筆致と新鮮な視角で描く。豊富な事実と数字に裏打ちされ、視野はアフリカ、ラテン・アメリカ、インド、中国、日本に及ぶ。 ▼こちらもチェック！ ◎『帝国の時代 2 1875-1...

帝国主義の様相を、流麗な筆致と新鮮な視角で描く。豊富な事実と数字に裏打ちされ、視野はアフリカ、ラテン・アメリカ、インド、中国、日本に及ぶ。 ▼こちらもチェック！ ◎『帝国の時代 1 1875-1...

19世紀から20世紀にかけて西欧の帝国主義国家は植民地拡大を進める中、兵士の管理や性病予防のために軍用性的施設を設置していった。 英国の事例を中心にフランス・ドイツ・米国などの国家による売春管理政策を...