有名イラストレーター(わたしはよく知りませんが)による挿絵が、迫力があるもの、ユーモラスなもの、いろいろとあって、とてもよい感じ。見開きではなく、大判の本の1ページ、なんならポスターで、継ぎ目なしにみたいです。この本に収録されている「Fog Horn」や「A Sound of Thunder」は、今現在も新刊が購入できる、この新潮文庫以外の他の文庫で、伊藤典夫さんではない他の翻訳者の方の訳で読むことができます。でも、自分が「Fog Horn」や「A Sound of Thunder」を初めて読んだのがこの本だったからか、伊藤典夫さんの訳がいちばんしっくりくる気がしています。特に「A Sound of Thunder」は、題名が「雷(いかずち)の音」と訳されているのですが、とてもお話の雰囲気にあっていると思いますし、本文中では旧字がとてもうまく使われていると思います。これに復刊リクエストがないのがちょっとショックで、ついリクエストしてしまいました。(2020/11/18)
復刊リクエスト投票
合衆国復活の日
【著者】ブレンダン・デュボイズ著/野口百合子訳
恐竜物語
【著者】レイ・ブラッドベリ著/伊藤典夫訳
ザ・ベスト・フロム・オービット
【著者】デーモン・ナイト編
秘文字
【著者】泡坂妻夫 中井英夫 日影丈吉 著 / 長田順行 監修
美・少・年
【著者】石原郁子
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