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| 著者 | 三世一目山人 | 
|---|---|
| 出版社 | パンローリング | 
| ジャンル | 専門書 | 
| ISBNコード | 9784775991015 | 
| 登録日 | 2025/11/04 | 
| リクエストNo. | 78330 | 
リクエスト内容
一目均衡表の作図方法と見方が世に紹介されたのは、1969年(昭和44年)に発行された『一目均衡表』(以降『第一巻』)が最初である。 著者は一目山人(いちもくさんじん)。出版は経済変動研究所、山人の個人的研究所であり、この『第一巻』をはじめ「一目均衡表七部作」と呼ばれる「原著」は、すべて山人の個人出版である。
相場関係者で「一目均衡表」の名称を聞き知らぬ人は稀であろう。一般にも広く認知され、海外でも注目される一目均衡表は、はたしてどれだけ有効に活用されているのだろうか。
一目均衡表を日々目にするという方は多い。しかし均衡表が何を意図して作成され、それぞれが何を意味するものか真剣に整理しつくす人はまれである。
一目均衡表の「本質的意味」を理解しようと思えば、一目山人の著作に触れるのは当然だ。ところが、それすらせずに均衡表はこういうものだ、と結論を下す人も多いのである。
一目均衡表はその名のみが広がってしまった感がある。本質から離れた“利用” がされている現実を私もこれまで目の当たりにしてきたが、2008年のごとく典型的な相場の崩れに対処できなかった人が多かった理由のひとつは、ここにあるのではあるまいか。
一目均衡表のみではない、罫線に対して、相場変動に対して、理解が足りぬか、理解の仕方そのものが間違っていたからである。
すでに出版から40年を経過する原著が均衡表の浸透に比して広がりを見せぬ理由は何だろうか。
少なくとも一般に広まっている均衡表の誤解を解き、読者にとって具体性のある道具をつくりあげるためのヒントにはなろう。何よりも原著と長年格闘し、なかなか結果につながらない読者に対しては必ずや研究の一助となると信じるものである。
これまでの、また近年の一目均衡表の一般化に対しては、継承者として放置し続けるわけにはいかない。父が形式上、二世一目山人を名乗ったように、私もまた本書の発表では三世一目山人を名乗り、一目山人正統の一目均衡表をご紹介したいと思う。
(本書「はじめに」より抜粋)
投票コメント
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                        日本発祥の相場分析法、特に一目均衡表について深く研究したいと考えています。GOOD!0
理想は一世一目山人氏の原著ですが、非常に高価であるため入手が現実的ではありません。
そこで、一目山人の孫にあたる三世一目山人氏が著した『一目均衡表の原理』は、一目均衡表の理論を学ぶ上で、原著に代わる極めて貴重な資料であると考えています。
本書は私の研究に不可欠であるため、復刊を強く要望する次第です。 (2025/11/04) 
読後レビュー
NEWS
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2025/11/04
『一目均衡表の原理』(三世一目山人)の復刊リクエスト受付を開始しました。 
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