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著者 | フリードリッヒ・ニーチェ |
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出版社 | 筑摩書房 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784480081315 9784480081322 9784480081339 9784480081346 |
登録日 | 2025/09/22 |
リクエストNo. | 78187 |
リクエスト内容
1巻:ニーチェ書簡集 I(塚越敏 訳)
ギムナジウムから大学へ、若き日の友人に滔々と吐露する学問への情熱。ヴァーグナーの音楽への一途な傾倒と、ある日突然の幻滅がもたらした決定的な離反。ルー・ファン・ザロメへの熱き思い、恋の告白、それにもかかわらず成就しなかった愛。そして、何をおいても、自著にたいする大きな自負と、世界の無理解への徹底的な対峙。1861年から1883年の23年間にわたるニーチェの肉声を、ここに集成する。
2巻:ニーチェ書簡集 II・詩集(塚越敏 中島義生 訳)
『ツァラトゥストラ』によって「永遠回帰」の思想に到達したニーチェは、晩年の思索のなかで「権力への意志」「超人」「一切の価値の価値転換」といった中心思想を次々と叙述していく。いわゆる《後期の思索》の時期といわれる1884年から1889年まで、精神錯乱に至る6年間の書簡を掲載する。また、ニーチェの哲学と不即不離の関係にあるといわれる詩的表現。若々しいパトスを表出した初期詩集から、『悲劇の誕生』『ツァラトゥストラ』を貫く「ディオニュソス頌歌」まで、生涯にわたって続けられた詩作の跡をたどる。
3巻:生成の無垢 上(原佑 吉沢伝三郎 訳)
4巻:生成の無垢 下(原佑 吉沢伝三郎 訳)
「変化する者だけがあくまで私と親近である」。ニーチェにとって世界は、その本質からして、最高の秩序をおのれ自身のうちから生成する、ある永遠の闘争として現れた。ニーチェの遺稿を整理し、『悲劇の誕生』の初期から、最晩年の未完の構想『権力への意志』にまで通底する、ニーチェ独自の思索を《生成の無垢》として提示する。
上巻では、文学的・自叙伝的色彩の強い遺稿の断片群を集積し、ニーチェの新たな側面を開示する。
下巻では、哲学的・思想的色彩の強い遺稿の断片群を集積し、ニーチェの新たな側面を開示する。
投票コメント
全1件
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ニーチェ全集の一部であるが、国会図書館にも所蔵されていない希少書のため。 (2025/09/22)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2025/09/22
『ニーチェ全集 別巻1 ——ニーチェ書簡集1』(フリードリッヒ・ニーチェ 著 塚越敏 訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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