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著者 | 吉江真理子 |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784062127448 |
登録日 | 2024/12/25 |
リクエストNo. | 77072 |
リクエスト内容
沖縄石垣島白保のおじい、おばあが戦争直後に立ち上げたご長寿バンド『白百合クラブ』のなりたちは、八重山の戦争の話なしには始まらない。
彼らが満州から持ち帰った舞踊『満州娘』、本土で流行っていた『りんごの唄』。三線以外のアコーディオンやギターなどの洋楽器。みな沖縄本島より早く八重山にもたらされた。
中心人物のメンバーが遺した悲恋の唄の謎を追いかけているうちに、いつしか物語はハンセン病という大きなテーマにつながっていく感動のノンフィクション。
投票コメント
全1件
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沖縄 石垣島 白保を舞台に戦争直後人々を慰めようと自然発生的に誕生した音楽バンドのなりたちを取材した貴重な記録であり、GOOD!1
ハンセン病国賠訴訟、家族訴訟という大きなテーマにつながるノンフィクションは、ほかに類を見ない。
現在もハンセン病であることを隠して生きている回復者、賠償金を申請していない方々が多い。広く知ってもらい、病への偏見ない社会を、と望みます。 (2024/12/25)
読後レビュー
NEWS
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2024/12/25
『島唄の奇跡 白百合が奏でる恋物語、そしてハンセン病』(吉江真理子)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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めめ