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ゲランドの塩物語―未来の生態系のために

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著者 コリン・コバヤシ
出版社 岩波新書
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784004307303
登録日 2024/12/06
リクエストNo. 77014

リクエスト内容

出版社内容情報
フランス北西部の町,ゲランド.伝統的手法を守って採られる天然塩は料理界で珍重されている.その背景にある,開発の波に抗し,地域を再興させた人々の起伏に満ちた営みは,食品の安全性,環境問題への重要な示唆を与える.

内容説明
フランス北西部の町、ゲランド。伝統的手法を守って採られる天然塩は料理界で珍重されているが、乱開発の波に抗し、地域と産業を再興させた人々の起伏に満ちた営みが、その背景にある。生命多様性の宝庫である塩田からのメッセージは、食の安全性への重要な示唆と、地球規模の環境問題に地域の視点がつながる教訓に満ちている。

目次
1 揺れるヨーロッパ―食とエコロジー(「狂牛病」騒動の波紋;農薬汚染から遺伝子組み換え食品まで ほか)
2 開発の波に抗して―ブルターニュ地方とゲランド(歴史的背景;塩田の周辺の町と村 ほか)
3 よみがえる伝統と地域―新しい塩職人、共同体(塩職人の暮らし;「68年世代」の運動 ほか)
4 ゲランドは発信する―地域から世界へ(技術援助;塩田博物館の再生 ほか)

著者等紹介
コリン・コバヤシ[コリンコバヤシ]
1949年東京に生まれる。1969年武蔵野美術短期大学中退、1970年渡仏、以後パリに定住、1970‐74年パリ国立高等美術学校に学び、美術家として活動。主なものとして、1980年パリ・ビエンナーレのほか、日本でも、1990年ヒルサイド・ギャラリー個展、1992年ギャラリー上田個展、1995年ギャラリー・αM個展がある。また、1987年以降、制作の傍ら、フリージャーナリストとして美術批評、社会批評を雑誌・新聞に寄稿。反核運動にかかわり、1990年以降、パリで市民団体「ふくすうの文化」、98年以降「仏日NGO交流協会エコー」を主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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投票コメント

全2件

  • ゲランドの塩の秘密について解説されています。
    この塩は9世紀以前から塩職人たちが先祖代々守り続けた伝統製法によって作られています。
    ゲランドの塩は、精製や洗浄を一切洗浄せず、ありのままの自然の恵が凝縮されているばかりか、食材の旨味を最大限引き出してくれる素晴らしい調味料です。
    ゲランドの塩の魅力を知ると同時に精製塩との違いや食の安全や生態系といった環境問題にまで展開します。
    そこから世界の支配構造と照らし合わせて、行き過ぎたグローバル化や資本主義経済の弊害、そして第一次産業に回帰することの大切さを学びました。
    200ページという限られた中で多くの学びがあります。
    現在絶版で中古本しか手に入らずそれも残り僅かとなりました。
    多くの人に読まれるべき本です。
    復刊を希望します。 (2024/12/06)
    GOOD!2
  • ゲランドでは、塩職人の子が大学に行って地理学を学んで塩職人になる。
    親子代々で塩田を守る姿に、フランスの農業の根強さを感じました。
    日本の皆様にも、食の安全性とは?を考えるヒントになる本だと思います。

    是非、復刊をお願いします。 (2024/12/08)
    GOOD!1

読後レビュー

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NEWS

  • 2024/12/06
    『ゲランドの塩物語―未来の生態系のために』(コリン・コバヤシ)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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