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著者 | アンドルー・ゴードン |
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出版社 | みすず書房 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784622077701 |
登録日 | 2024/11/20 |
リクエストNo. | 76966 |
リクエスト内容
ミシンを通して見る、日本近代の社会・技術・文化の変遷。日本の家庭に入った第一号ミシンは1860年の、ジョン万次郎の母親への土産だった。そして1920年頃になると、アメリカのシンガー社がグローバル企業として進出し、割賦制度も確立する。和装から洋装への変化が進むなか、シンガーは無敵の存在になる。戦争を経てシンガーが後退すると、国産ミシンの隆盛、フェミニズムの台頭、繁盛する洋裁学校、既製服の時代がくる。1960年代までの消費者側から見た、画期的な日本の歴史書となっている。
投票コメント
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NHKの朝の連続テレビ小説『カーネーション』に感銘を受けた方々にぜひ読んでいただきたい、歴史版ともいえる一冊です。著者のアンドルー・ゴードン氏は、日本近代史研究の第一人者であり、本書はその豊富な知識を生かした一般向けの貴重な著作です。ミシンという具体的なモノを通じて描かれる日本の近代史は、親しみやすさと奥深さが見事に融合しています。『カーネーション』をきっかけにミシンや日本の近代史に興味を持った方にとって、まさにうってつけの一冊です。ぜひ復刊を実現し、多くの人にこの魅力を届けたいと願っています。 (2024/11/20)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2024/11/20
『ミシンと日本の近代』(アンドルー・ゴードン)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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j8takagi