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著者 | ロバート・ウェストール |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784000010771 |
登録日 | 2024/06/10 |
リクエストNo. | 76268 |
リクエスト内容
『ブラッカムの爆撃機』などでおなじみ、イギリスのカーネギー賞作家ロバート・ウェストール(1929-1993)のスリリングな作品。本邦初訳です。
舞台は、第二次世界大戦が始まって4年たった1943年春のイングランド北東部の港町ガーマス。夜更けに、ドイツ軍の潜水艦Uボートの攻撃を受けた貨物船が沈むのを目撃した少年チャス・マッギルは、翌朝、波止場近くの砂浜で発信器らしきものを発見。友人たちと興味半分でスパイ捜しを始めるのですが、しだいに深刻な事態に……。
カーネギー賞受賞作『“機関銃要塞”の少年たち』〔越智道雄訳、評論社刊〕の主人公チャス・マッギルと幼なじみたちが、本作では16歳になって登場。港町ガーマスのモデルとなっているのは、作者の生まれ育ったノースシールズの隣町、宮崎駿監督のカラー漫画に描かれていた、あのタインマスです(『ブラッカムの爆撃機』収録)。
そして、なんと本作も、宮崎駿監督のカバー絵と描きおろしのイラストが満載!
戦時下の日常、少年の淡い恋、スリリングな展開、意外な結末、そして胸があったかくなる読後感……金原瑞人さん、野沢佳織さんによる小気味良いテンポの訳文で、本邦初訳のウェストール作品をお楽しみください。
ちなみにタイトルは、シェイクスピアの戯曲「あらし(テンペスト)」の歌の一節から。
投票コメント
全1件
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ロバート・ウェストールの作品。GOOD!0
徳間以外で出版された単行本はもう在庫切れが多く本作もその一つ。
そして、宮崎駿氏による装画でもあり非常に手にしておきたい。 (2024/06/10)
読後レビュー
NEWS
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2024/06/10
『水深五尋』(ロバート・ウェストール)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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kec