1 票
著者 | 佐々木隆晃 |
---|---|
出版社 | 大法輪閣 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784804613796 |
登録日 | 2023/12/09 |
リクエストNo. | 75370 |
リクエスト内容
蓮如上人が「黄金を掘り出すような聖教である」と絶賛し、その価値が広く知られるようになった『安心決定鈔』。『歎異抄』とも並び評される〈聖教〉を、全編にわたってわかりやすく読み解く浄土真宗入門書。 ※本書は月刊『大法輪』平成25年7月号から平成27年5月号まで連載したものを単行本化したものです。
▼目次
序文(執筆・釈徹宗)
一、黄金を掘り出すような聖教
二、本願のおこり
三、仏と私のかかわり
四、救いを受け取ること
五、教えを聞く姿勢
六、名号のいわれを心得る
七、仏と私の関係
八、本当の喜び
九、仏とともに
十、本願に誓われた念仏
十一、衆生の三業、仏の三業
十二、往生の一大事
十三、正覚の華
十四、浄土への道を歩む
十五、無為の念仏
十六、不退の報土に生ずべき
十七、本願におまかせするところ
十八、浄土に向かって生きる
十九、他に功徳や善を必要としない
二十、臨終のすがた
二十一、阿弥陀仏の光明のはたらき
二十二、教えの真実性が明らかに
二十三、仏の願いが私に届いた姿
あとがき
参考文献
(以上、https://pub.hozokan.co.jp/book/b531030.htmlより)
投票コメント
全1件
-
もともとは浄土宗西山派の聖教(聖典)だそうですが、その論旨にはたぶんに真宗に通じる要素が含まれています。GOOD!1
私は所持していますが、在家・他宗派にもわかりやすく浄土教の教えが説かれており復刊を望みます。 (2023/12/09)
読後レビュー
全1件
-
機法一体
『安心決定鈔』は蓮如が「40年以上読んでも読み飽きない」「まるで黄金を掘り起こすような聖教(聖典)」と絶賛していますが、その由来はよくわかっていません。著者はおそらく浄土宗西山派の人間だろうといわれています。
本来、浄土真宗とは関係のない聖教をなぜ蓮如は重要視したのか。あるいは真宗に欠けた要素を求めたのか、それは読者に委ねます。
さて由来はどうあれ、本書には漫然と生きる我々に訴えかけるものがあります。それは機(私たち)と法(阿弥陀如来)が一体であり、つねに死を意識し阿弥陀仏にすがるよう説いています。
現代において「死」は遠のいたように思えます。しかし数年前のコロナ感染症、国外に目を向ければ戦争・テロと「死」がすぐ側まで近くにあることが実感できます。浄土宗・真宗の教徒でなくとも読んでいただきたいです。 (2023/12/09)
NEWS
-
2023/12/09
『浄土真宗の〈聖教〉 『安心決定鈔』を読む』(佐々木隆晃)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
大絶画