68 票
著者 | 安房直子 |
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出版社 | 岩崎書店 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784265916023 |
登録日 | 2002/01/09 |
リクエストNo. | 7282 |
リクエスト内容
貧しいぼうし屋のところに、ある日やってきたお客。それは一頭の羊でした。羊は自分の毛を刈り取ってできるだけたくさんのぼうしを作ってほしいと彼に頼みます。そしてそのぼうしを自分の仲間たちに届けてほしいと。そのぼうしをかぶると「いなくなった羊の国」に行ける。自分は一足先にそこへ行くからと言い残して羊は旅立ちます。不思議なぼうしをかぶってしまったぼうし屋が迷い込む異世界。とても美しいお話です。
復刊ドットコムスタッフ
童話作家の安房直子による児童書です。1975年刊。
ライラック通りには奇妙な帽子を作る、古い小さな帽子屋がありました。ある夜、ジンギスカンにされそうになり逃げてきた一匹のヒツジが来店し、自分の毛で沢山の帽子を作り、仲間のヒツジに届けて欲しいと頼みます。帽子屋は、余った材料でこっそり自分の帽子も作ってしまいます。その帽子をかぶった帽子屋が見たものとは…。
心暖まるファンタジーを、もう一度手に取って読んでみたいと、多くのリクエストが寄せられています。
投票コメント
全68件
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引っ越しでなくしてしまいました。GOOD!4
小学1年生の時に母に買ってもらいずっと大切にしてきました。
にじのかけらが食べたくて試行錯誤して作ってみたり、羊毛のトルコ帽がかぶりたくて手芸綿で作ってみたり、ライラック並木を歩きたくて部屋中にクレヨンで描いた絵を貼ってみたり。
とにかく、安房直子さんの甘いだけではないほろ苦いファンタジーが大好きです。小松さんの絵も異国情緒があって大好きでした。
目まぐるしく新刊が出る今、本当に心に残る絵本や児童書にはなかなか出会えていません。
ライラック…その響きだけでもワクワクした気持ち、40年経った今でも鮮明です。
是非!是非!復刻していただきたいです。 (2019/08/16) -
小学校の図書室に有りました。GOOD!3
この本を読んだときは、異世界に迷い込むなんて、たった独りで知る人もいなくて、怖いという気持ちがしました。
ただ柔らかい絵のタッチが好きで何度も借りて読んだ記憶があります。
もう一度手にとって読んだら、今度は主人公のようにウキウキ楽しく感じることができるかもしれません。
そして奥さんの気持ちも理解できるのでは?と思ってます。 (2019/04/17) -
子どもの頃、その美しい挿し絵も含め大好きでした。今、我が子に読ませたくて探したらあの挿し絵のハードカバーは絶版と知り、愕然としました。安房さんの美しい日本語、美しい物語にぴったりな色づかいだったのに…とても残念です。是非復刊してほしいです。できれば同じ挿し絵が良いです。 (2019/10/04)GOOD!2
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小学生の頃、地元の県立図書館で借りて読みました。返却日が来るといったん返し、また何度も借り直したものです。心温まるストーリーも大好きでしたが、ほんわかとした絵が独特の世界感を醸していて、なんとも魅力的だったと記憶しています。もう25年も前のことです。昨年結婚し、そろそろ子供を…と思った時、自分がかつて感動した本を子供にも読ませてあげたいと思い、気が早いかなと思いつつも調べてみると、すでに絶版だとか…。ショックでした。ぜひぜひ復刊していただきたいです。 (2003/07/12)GOOD!2
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もう一度読みたい (2023/09/23)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2019/04/17
『ライラック通りのぼうし屋』が50票に到達しました。 -
2005/01/06
『ライラック通りのぼうし屋』販売開始しました! -
2002/01/09
『ライラック通りのぼうし屋』(安房直子)の復刊リクエスト受付を開始しました。
最近の復刊活動
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2004/01/16
3月以降に刊行予定の「安房直子コレクション」という全集に収録予定です。投票者の皆さま、おめでとうございます。数日のうちに、予約のご案内をいたします。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
アマンダ