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著者 | 秋山香乃 |
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出版社 | 文藝春秋 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784167717506 9784835566528 |
登録日 | 2021/09/29 |
リクエストNo. | 71796 |
リクエスト内容
文久元(1861)年、伊勢・藤堂家の御落胤との噂がある藤堂平助は、ふとしたきっかけで土方歳三と知り合い、天然理心流の試衛館の食客となる。
北辰一刀流を使う平助は、ある時、同門の清河八郎から浪士隊の話を聞き、近藤勇らとともに同道し入京する―。
新選組の中にあって異色の剣士の短い半生を描く長篇小説。
投票コメント
全2件
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高校時代に某乙女ゲームの影響で藤堂平助を知り、題材にした小説を探していたところ友達がおすすめてしてくれたおかげでハマりしました。GOOD!2
しかし図書館で借りて読んでいたため購入はしていませんでした。いま思う何故あのとき買っておかなかったのかと後悔ばかりです。時代小説は難しくて読みづらい、そんな私の固定概念を覆した小説です。
藤堂平助は新選組に入隊してから約5年という短い半生ながら新選組八番隊長を勤め、存在感を示しました。その後、御陵衛士になり新選組から離れ油小路で暗殺され生涯を終えました。
しかし出生など多くの謎が残っています。史料が少ないこともあってか詳しいことは分かっていません。
では藤堂平助はどんな生い立ちで新選組ではどんな立ち位置だったのか、そんな疑問を浪漫とエモさで満たしてくれる小説です。
史実に基づいた時代小説をお求めの方には合わないかもしれませんが、ぜひとも手元に置いておきたい小説です。 (2021/09/29) -
また読みたいです。 (2024/12/08)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2021/09/29
『新選組藤堂平助』(秋山香乃)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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時鳥