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著者 | 松田権六 |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784003356715 |
登録日 | 2021/02/26 |
リクエストNo. | 70909 |
リクエスト内容
すぐれた技法と美しさで世界に知られる漆芸.漆聖とよばれた漆職人がその制作工程や技法について語る。
英語でジャパンといえば漆器を意味するほど,漆芸は,日本固有のすぐれた技法として広く認められている。今日の化学塗料にも優る堅牢さをもつ漆は,古くから日本人の生活にとけこんできた。本書は,漆聖とよばれた著者(1896-1986)がその体験を織り交ぜながら,漆塗りの制作工程や伝統的技法について語ったものである。
投票コメント
全2件
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かつて某根付作家の先生から松田権六という人間国宝の存在を知り、興味を持ちこの本を購入しました。少々堅苦しい本かと思いきや、実に読みやすい本で、漆の制作工程からさまざまな技法、さらには漆にまつわる逸話など、読み物としても充実した内容でした。もちろん読みやすいだけでなく、専門知識も得ることができ、「漆」の入門書としても最適・最良な本であると思います。GOOD!1
その後、知人がこの本の英訳に携わり立派な訳本が販売されていますが、元となったこの素晴らしい本が復刊されていないのは実に残念なことです。ぜひとも復刊されることを切に願っています。 (2023/03/06) -
数年前より金継ぎを学び始め、漆芸についてより理解を深めたいと思っていたおり、図書館でこの本を見つけました。平易な言葉と写真でまとめられており、手元においておきたいと探したのですが、すでに絶版となっており、ぜひ復刊してほしいと思った次第です。金継ぎが広く知られるようになった今日、よりおおくの方によき間口となる一冊ではないかと思います。 (2021/02/26)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2021/02/26
『うるしの話』(松田権六)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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