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標準マクロ経済学 マクロ的基礎・伸縮価格・市場均衡論で学ぶ

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著者 松尾匡
出版社 中央経済社
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784502638756
登録日 2020/07/30
リクエストNo. 69960

リクエスト内容

本書は、他のマクロ経済学の教科書と著しく異なり、ミクロ経済学で学ぶ体系に完全に則っている。ミクロ的基礎づけ、伸縮価格、市場均衡分析の三点を特徴とし、「45度線分析」「ケインズ理論」「IS‐LM」といった標準的トピックスを、ミクロ経済学での体系に則ったまま、もらさず扱った。微積分は一切使わず、数式は必要最小限の平易なものにおさえて、二次元図で説明している。索引には簡単な用語解説をつけた。

目次
序 経済理論の鳥瞰図
第1部 短期・部分均衡分析(集計財市場の均衡)
第2部 主体の最適化理論A(消費決定と消費関数/生産と雇用の決定)
第3部 短期・一般均衡分析(財、債券、貨幣の一般均衡/物価と貨幣賃金率の決定理論)
第4部 主体の最適化理論B(最適投資決定と投資関数/最適資産選択と貨幣需要関数)

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投票コメント

全1件

  • 松尾氏の一般向け経済学書に感化された者なら、やはり松尾氏によるきちんとしたテキストで「近経」を学びたいと思うもの。本書は微分を使用せず、マクロ経済学の要点をスッキリとした見通しで説明する。超初心者がいきなり全部明快に理解できるという内容ではないが、200ページちょっと(本文は160ページほど)なので、鈍器教科書よりも気が楽。またどこをどう簡略化しているかというのが懇切丁寧に説明されているので、無用な混乱をしなくて済む。序章は圧巻で、一般の教科書の構成(ミクロマクロの区分)を貶した上で、「財を一まとめにし、資産も債券と貨幣の二つにまとめ、(部分・一般)均衡分析した後で、主体の最適化理論によって各曲線を導出する」と宣言し、経済学史を軽くおさらいした上で本書の立ち位置を説明している。ちらほら誤植もあるが、許容範囲だと思う(なお私は経済学素人なので、本書の内容が不正確だったり妥当じゃなかったり、というのを判断する能力はない)。

    本書と関連する松尾氏の論説→ http://ritsumeikeizai.koj.jp/koj_pdfs/64102.pdf (2020/07/30)
    GOOD!1

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NEWS

  • 2020/07/30
    『標準マクロ経済学 マクロ的基礎・伸縮価格・市場均衡論で学ぶ』(松尾匡)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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