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著者 | 森浩一 |
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出版社 | 光文社 |
ジャンル | 実用書 |
登録日 | 2019/06/03 |
リクエストNo. | 68456 |
リクエスト内容
筆者の専門分野考古学に関する随筆。
地方の遺跡から出土された遺物を東京にある現状はは如何なものか(67p)、天皇陵古墳の呼称についての主張(132,133p)など、現在でも問い続けられているような記述が40年以上前の本作に著されていることには驚きだ。
また、著者は百舌鳥古市古墳群の保存に尽力された人物であり、冒頭にも宮内庁管理の問題提起と共に触れられている。(14;21p)
投票コメント
全1件
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百舌鳥古市古墳群が世界文化遺産に登録されようとしている。しかし、かつて戦後において天皇陵とみなされない古墳の数々が破壊・開発の危機にさらされていた。そんな中筆者と地元の有志などが根強い反対運動をしてくれたおかげで今日厚く庇護を受けてこの古墳群が残された。GOOD!1
そんな当時を知る人のインタビューや記事で筆者が度々触れられているため(【例】毎日新聞夕刊190514《宮川徏〔すすむ〕氏へのインタビュー》/『歴史秘話ヒストリア』190529放送)、この機会に本作に復刊や紹介がなされることを切に願いたいと思ったため。 (2019/06/04)
読後レビュー
NEWS
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2019/06/03
『竹べらとペン』(森浩一)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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亘理桐雄