| 著者 | 野口武彦 |
|---|---|
| 出版社 | 筑摩書房 |
| ジャンル | 文芸書 |
| ISBNコード | 9784480057006 9784480088864 |
| 登録日 | 2011/05/01 |
| リクエストNo. | 53277 |
安政江戸地震が「幕末」に与えた影響を史料から読み解き、政権転換に至る過程を活写した名著。震災後だからこそ読みたい一冊だが、残念ながら初期の新書判(1997年)、後の文庫版(2004年)ともに重版予定無しとなっており、復刊が望まれる。
筆者は阪神淡路大震災の経験を受けて本書をまとめたという。元禄江戸地震が庶民の「世直し」機運を高め、以降の幕府の改革につながった。そして安政江戸地震は幕府の政権構造の限界を露呈させ、「幕末」へと至るきっかけになったようだ。
被災状況や被災者心理を克明に分析し、当時の文化状況なども交えながら、大災害が社会や政治権力に与える影響を鋭く描写している。本書で描かれた「幕末」の情景はどこか現代社会とも重なって見えるが、歴史から学びたい人に参考になる示唆に富んだ、しかも読みやすい一冊。
筆者は阪神淡路大震災の経験を受けて本書をまとめたという。元禄江戸地震が庶民の「世直し」機運を高め、以降の幕府の改革につながった。そして安政江戸地震は幕府の政権構造の限界を露呈させ、「幕末」へと至るきっかけになったようだ。
被災状況や被災者心理を克明に分析し、当時の文化状況なども交えながら、大災害が社会や政治権力に与える影響を鋭く描写している。本書で描かれた「幕末」の情景はどこか現代社会とも重なって見えるが、歴史から学びたい人に参考になる示唆に富んだ、しかも読みやすい一冊。
投票コメント (全3件)
2011/05/01
2011/05/01
2013/07/21
2013/07/21
2012/09/25
2012/09/25