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著者 | アルフレッド・ド・ミュッセ |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784003253649 9784003253656 |
登録日 | 2010/05/29 |
リクエストNo. | 50493 |
リクエスト内容
23歳のミュッセと28歳のジョルジュ・サンドの情熱恋愛から生まれたミュッセ唯一の長編小説。残念ながら小松清の訳文は生硬だが、この小説のエッセンスは確実に伝わってくる。青年のあまりに強い恋の情熱ゆえに女の愛し方を誤ってしまい、二人の関係をずたずたに切りさいなんでしまう悲劇をミュッセは至純の芸術に仕上げている。
投票コメント
全1件
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この岩波文庫2巻本は1953年初版で、1994年に久しぶりに限定復刊された。ミュッセといえば、新潮文庫の『二人の愛人』が長い間読まれていて、本作は忘れ去られていた。重苦しい恋愛小説だが、ラストは爽やかである。映画『ポンヌフの恋人』の監督レオス・カラックスがインタビューでこの小説の幕切れと自分の映画をリンクさせて語っていたのが印象に残っている。 (2010/05/29)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2010/05/29
『世紀児の告白』(アルフレッド・ド・ミュッセ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ウルリヒ